kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

【再掲】安倍晋三「増えた税収をどう使うかは俺が決める」(2013年10月2日付朝日新聞)

 この日記へのアクセス数が朝っぱらから珍しく多い。はてなダイアリー時代の2012年頃とか、もっと昔の『きまぐれな日々』の全盛期(2009年頃)にはたまにあったが最近はこんなことはほとんどない。少なくとも「はてなブログ」に移転してからは初めてだ。ブログのアクセス解析を見るとTwitterのリンク経由らしい。ネット検索をかけて、KAZUKOさんの下記ツイートにリンクされていたことを知った。

 

 

 リンク先の記事を再掲する。2013年10月2日の記事。

 

 安倍晋三が2014年4月からの消費税率引き上げ(現行の5%から8%へ)を決定した。

 ニュース番組では昨日からこの話題一色だが、この件について何を書こうかと思って新聞に目を通していた時、朝日新聞(10/2)2面記事にこんな文章を見つけて脱力した。

 

 強気の首相は最近、周囲にこうも漏らしている。
「俺の経済政策のおかげで増えた税収なのだから、どう使うかは俺が決めるんだ」

朝日新聞 2013年10月2日付朝刊2面掲載記事より)

 

 この一節を見た瞬間、まともに記事を書く気が完全に失せた。

 安倍晋三がそのような意識を持って行動していることは疑いない。「安倍晋三に首相」とは「○○○○に刃物」そのものである。そういえば、安倍晋三が「経済の強化は軍事力を強化するためだ」と発言したという話も聞いたばかり。

 税収の使い道を安倍晋三に決められては日本はお先真っ暗、待ち構えているのは悲惨な阿鼻叫喚の世だ。

 

 最初に引用したKAZUKOさんのツイートへの反応から以下に拾う。

 

 

 

 ここまで傲慢な首相が過去にいただろうか。私も6年前に同じことを思って、「まともに記事を書く気が完全に失せた」のだった。だが、2013年10月といえば、まだ大胆な金融緩和を中心にした安倍政権の経済政策が一定の成果を出していたかに見えた時期だったこともあってか、当時から明らかだった安倍晋三の独裁志向を批判する報道は少なく、安倍内閣の支持率も今よりずっと高かった。

 消費税増税まであと2ヶ月を切っている。先の参院選では自民党も「なんとかのミクス」(正式(?)な通称は現在の元号や昨日も負けた読売球団の日本語の愛称などとともにこの日記のNGワードの一つだ)の語をほとんど用いず、安倍は、争点は憲法改正だ、などとほざき、テレビの報道も、何もNHKばかりではなくTBSやテレビ朝日も含めて、それを批判もせずに本当の争点であるかのようにオウム返しに垂れ流していた。

 前回の消費税増税は日本経済に大きな打撃を与えた。今回も同じだろう。

 今度こそ、安倍政権に対する不満が爆発するのだろうか。