kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

中曽根康弘死す。Hell is now being privatised!

 タイトルはいうまでもなく、マーガレット・サッチャー(1925-2013)が死んだ時にイギリスの反サッチャー派の人たちが発した名文句。国鉄をはじめ電電公社、専売公社、日本航空を民営化(私営化)した中曽根康弘に対してもふさわしい「送る言葉」だろう。

 昔、会津出身の人に、長寿の人が死んだ時には赤飯を炊いてその人が長い人生を送れたことを祝う、と聞いたことがある。それが会津の風習なのか、それともどこか他の地方の風習についてその人が語った言葉なのかは知らない。検索語「長寿 死 赤飯」でネット検索をかけると、島根や長野、それに東北の一部でこの風習があるらしい*1。だが、中曽根康弘の場合はそれに該当するはずもない。彼の長寿は、全くめでたくも何ともなかった。

 ブログを始めた2006年から翌年にかけて、まだブログに情熱を燃やしていた頃には、中曽根が死んだら中曽根政治を批判的に総括する記事を書いてやろうと手ぐすね引いて待っていたのだが、その後2012年に総理大臣の座に返り咲いた安倍晋三が、中曽根よりはるかに劣悪な生態を長年晒し続けているので、その気力はすっかり失せてしまった。ただ、時折、「中曽根、まだ生きているのか」と思い出すことはあったが。

 そんなこともあって、中曽根の死に当たっては、下記2つのブログ記事を引用するにとどめる。こんなはずではなかったのだが(笑)。

 

sumita-m.hatenadiary.com

 

中曽根康弘が死んだ。勿論、冥福など祈らない。

(中略)

何だか、上に引用した『スポーツ報知』の記事を初めとして、歯の浮くような讃美記事ばかりで、生前の悪行を指摘して、さっさと地獄に堕ちろ! と引導を渡すような記事はない。考えてみれば当たり前なのだが、そのことに腹が立っている。中曽根は右傾化と新自由主義によって、或る意味で1980年代において21世紀を先取りしていたとも言える。ただ、世界的に21世紀に入ってから政治家の資質が劣化しており、ドナルド・トランプよりもロナルド・レーガンの方がずっとましだったというのと同じ意味で、安倍晋三よりも中曽根康弘の方がましだったということは言えて、野党からもあからさまな批判的コメントが出てこない背景にもなっているのかなとは思う。また、(私もちょっとは言及しているけど)311直後の反原発が熱かった時期には中曽根と(社会制度としての)原子力発電を結び付けた言説はありふれていたのだが、反原発脱原発)な人々は中曽根の死をどう感じているのだろうか。
以下、批判的なツィートを幾つか。

 

 

 

 

 

出典:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/11/30/012319

 

 「何が大勲位だ。あんなの、ただの風見鶏じゃないか」とは私もいつも思っていたことだ。ロッキード事件当時の1976年には「決して塀の中には落ちない塀の上の猫」という話もよく聞いた。あの時、中曽根がちゃっかり三木武夫とつるんでいたことにも腹を立てていたものだし、田中角栄逮捕の翌月に逮捕された佐藤孝行(1928-2011)は中曽根の側近だったのに、中曽根は逃げ切りやがった。

 しかし、同じ人が呟いた通り、「記録を破棄する大馬鹿野郎よりは遙かに真っ当である」とは認めざるを得ないのだ。なんたる恥辱、なんたる「崩壊の時代」!

 

 

hiroseto.exblog.jp

 

中曽根康弘さん。101歳。
総理大臣=中曽根さん、というイメージが強い。

アメリカ=レーガン、イギリス=サッチャー、そして日本=中曽根。
この人たちの時代の政治が、いろいろな意味で今でも世界をかなり規定していると思います。

キーワードを挙げれば、国鉄民営化、新自由主義、不沈空母発言。若き日の原発推進(電源三法)、成田空港なども思い出されます。そして、大型間接税はやらない、という死んだふり解散。

最後は、売上税問題で参院補選や統一地方選で大敗しました。
中曽根さんが後を託した竹下さんが消費税導入&法人・大金持ち減税を突き進んだ。その竹下さんはすでに亡くなられて久しいですが。

 

出典:https://hiroseto.exblog.jp/28724161/