昨日の記事に、下記のコメントを寄越してきた人間がいる。コメントは承認していないが削除もしていない「承認待ち」の状態で放置しているのだが、あまりにも悪質なので晒すことにした。繰り返すが、承認していないので当該記事のコメント欄には表示されていない。この人物からのコメントは、ある時期から承認しないようにしたので、普段は私の管理画面でしか見ることはできない。
ファックス (xx.yyy.246.84) 2019-12-07 13:03:55
消費税増税論者のkojitakenはこうなることは織り込み済みでしょ。 消費税増税に反対かのような言動をするなよ。 安倍ちょんを支援する朝鮮カルトの統一協会みたいじゃないかw
ふぁあああああ (xx.yyy.246.84) 2019-12-07 13:06:04
id:suterakuso この馬鹿は何を言っているんだ?
まず、コメント主は別人からのコメントであるかのように見せかけているが、同一リモホからの発信であり、同一人物が発していることがわかる。
このコメント主は、『きまぐれな日々』の頃からずっとこの手の嫌がらせのコメントを送りつけてきている。リモホIDの「xx.yyy.」(x,yは数字の伏せ字)はいつも同じだが、後半の2つの番号はログイン毎に変わるらしく、毎回違う。今回は無精してログインしたままハンドルネームだけ変えて2通送ってきたので、同一リモホIDであることがばれたのだ。
この人物は、以前は「小沢信者」だった。ところが一昨年(2017年)の衆院選で立憲民主党が躍進すると、一転して「立民(枝野)信者」に乗り換えていたらしいことを、ある時にネット検索で知って驚き呆れてしまった。
今回のコメントの文面から推測すると、この人物はどうやら再び転向して、現在ではヤマシン(「山本太郎信者」)らしい。
まず、この人物がお話にならないほど劣悪な理由を以下に説明する。
私は昔からずっと所得税の累進制を以前のように強化するとともに、直接税の課税ベースを拡大しない段階での消費税増税には一貫して反対している。だから2010年6月に当時の首相だった菅直人が消費税増税の意向を出し抜けに表明した時を皮切りに、その後のいわゆる消費税増税の「三党合意」、それから安倍晋三が総理大臣に返り咲いて以来の消費税増税に賛成したことは一度もないし、安倍晋三が消費税増税を延期した時に、それを理由に安倍晋三を批判したことも一度もない。
何より、「はてなダイアリー時代にこのウェブ日記を開設してからの13年半近くで、もっとも話題になった記事の一つは、首相時代の菅直人が消費税増税の意向を示した直後の2010年6月19日に公開した下記記事なのだ。
ただ私は、所得税の累進制を強化し、さらに課税特別措置の多くを廃止するなどして、直接税の課税ベースが拡大されたあとの消費税増税は否定しない立場をとってきた。現在では、現行の消費税制には欠陥が多いので、間接税を直接税に並立させるにせよ、消費税を一端廃止して他の関節税制に改めた方が良いとは考えているが、いずれにせよ間接税を否定する立場には立たない。これは、アメリカのような「小さな政府」の国は直接税中心の税制を取るのに対し、北欧のような「大きな政府」は、充実した直接税の税収に加えて間接税の税収の規模も大きいという事実を踏まえた立場だ。しかし、長期にわたる自民党政権下で減税と租税特別措置等によって毀損されまくったことをも私は重視するので、直接税を今のままにしておきながらの消費税増税には反対する立場にずっと立っている。
本来、「kojitakenは消費税増税論者」だとコメントする人間は、そのことを示すエビデンスを提示しなければならないのだが、もちろん今回私が指弾しているコメント主はそんなことをしようともしない。
こういうのが「信者」の悪弊なのだ。
平気でダブハンをやる。論拠を示さずに非難する。それらは、特定の「宗教」あるいは「教祖」に帰依さえしていれば何をやっても構わない、という価値観のなせるわざであろう。
今回ダブハンで槍玉に挙がったsuterakusoさんは、このブログのコメント欄で「甘え」という言葉を使われていたが、確かに「信者」には「甘え」がある。
それとともに、ネトウヨとの親和性が高いこともよくわかる。ネトウヨにとっての教祖は安倍晋三だ。だから彼らは、安倍晋三を信奉さえしていれば、教祖の「反社」とのつながり、ひいては暴力装置の長である教祖・安倍晋三その人が「反社」そのものであることも含めて、すべてが許されるという価値観を持っている。
ヤマシンをはじめ、オザシン(「小沢信者」)や「立民(枝野)信者(エダシン)」、たまたま今回指弾しているコメント主はそのすべての経験者であるようだが、彼らのありようはネトウヨとまるっきり同じなのだ。
私に、政治団体または指導者に帰依せよと押しつけがましいことを書いてきたコメント主もおられたが、「帰依」した人間の姿が今回指弾しているコメント主のような人間であることを知るべきだろう。