JOC会長の竹田恒和が、東京五輪招致のために贈賄を行ったとされる疑惑についてフランスの捜査当局から事情聴取を受けたが、日本ではこの事情聴取が「ゴーン逮捕に対するフランスの報復ではないか」との陰謀論がささやかれていた。竹田恒和のドラ息子である極右の竹田恒泰も、そのようなツイートを発信したらしい。
しかし、この陰謀論を否定する情報が各方面からなされている。下記もその一つ。
https://this.kiji.is/457118961340073057
竹田氏事情聴取は昨年8月に決定
JOC会長、五輪招致疑惑で
2020年東京五輪招致疑惑を巡り、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会（JOC）の竹田恒和会長に対して昨年12月に実施した事情聴取の日程が、同年8月の時点で決まっていたことが13日、関係者への取材で分かった。フランス当局は贈賄容疑で正式捜査を開始した。日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告による一連の捜査に対する「報復か」と指摘する見方も一部で取り沙汰されたが、ゴーン被告が逮捕される約3カ月前から「捜査における協力」として事情聴取が決定。竹田会長が国際オリンピック委員会（IOC）の会議などで渡欧するタイミングで日程が調整されていたという。
（共同通信 2019/1/13 18:57）
なお、この件をめぐってネトウヨ（「安倍信者」）の一部が、「日本はフランスと断交せよ」などと息巻いている。韓国に続いてフランスをも仮想敵国とするかのようなネトウヨ（「安倍信者」）の醜態を見るにつけ、日本が「世界の孤児」となる日は遠くないな、と思う。
