kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「反韓感情」を「リベラル」に行き渡らせる枝野幸男、朝日新聞、サンデーモーニングの「三悪」

NHK朝日新聞など各メディアの世論調査で1月の安倍内閣支持率が軒並み数ポイント上がっている(面倒だし腹立たしいのでリンクを張ったり引用したりは省略する)。

近年は年明けに内閣支持率が上がることが多く、それは最近顕著な「国会閉会中には安倍内閣支持率が上がる」という傾向とも関連すると思われるが、それだけでなく無視できない要因と私が考えているのが、安倍政権の韓国に対する強硬姿勢が一定の「好感」を持って迎えられているという傾向の影響だ。

この唾棄すべき傾向は、今や括弧付きの「リベラル」層にもあまねく行き渡っているが、それを煽っている「三悪」だと私が考えているのが、枝野幸男立憲民主党)、朝日新聞(牧野愛博)、それにサンデーモーニング(TBS)だ。最近は、番組冒頭の「三題噺」の一つとして必ず韓国批判が取り上げられていたが(多くは二番目か三番目のトピックとして、水野真裕美伊藤友里のどちらかが読み上げる)が、一昨日(20日)にはそれがなかったのでやれやれと思っていたら、最後の「風を読む」に韓国批判が出てきて、姜尚中らがこの国に蔓延する「反韓」感情の「風を読んだ」見苦しいコメントを開陳していた。少しはマシになったかと思ったのはぬか喜びで、さらに悪くなっていたことを思い知らされてがっくりきた。

立憲民主党朝日新聞とTBSが主導すれば、「リベラル」などイチコロだろう。かくして「異議を唱える者が絶え果てた『崩壊の時代』」はその深刻さを増す一方だ。安倍晋三は笑いが止まるまい。

それにしても、強い者(米中露)には卑屈で、相対的に弱い韓国にばかり居丈高、という恥ずべき傾向が、安倍政権やネトウヨ(「安倍信者」)のみならず、「リベラル」にまで蔓延していることについて、それに加担している枝野(立民)、朝日(牧野)、TBSのみならず、流されている「リベラル」諸氏に対しても強い怒りを覚える。


[参考記事]

FNN世論調査 安倍内閣を「支持する」47.9%

米はもちろん、中露にも正直かなわない。朝鮮のミサイルの脅威を煽ることは出来なくなった。あとは、韓国を叩いて溜飲を下げてもらう。(韓国の昔の政権も、反日姿勢で溜飲を下げてもらいつつ、従軍慰安婦などの被害者には実は冷淡、という構図がありました)。
もともと、660年に新羅/唐によって滅ぼされた百済から多くの難民が来ている日本。そうしたことも背景に、ある種の「近親憎悪」「腹いせ」的なものも、正直、伝統的にあったのではないか?
それをうまく現政権は悪用していると思います。
しかし、そこには、危うさがつきまといます。
気がついたら、「日本は第二次世界大戦の反省をしていない。」というイメージが広がり、国際的に完全に浮き、アメリカすらも事実上ハシゴを外す。そういうことになりかねません。

(『広島瀬戸内新聞ニュース』より)