kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「安倍の犬」たる「いかがわしい西村康稔」に岩田健太郎医師が「辞任勧告」

 「安倍晋三の犬」といえば、ひところは懐かしの城内実(きうち・みのる)などもいたが、城内は「たちあがれ日本」に参加せず平沼赳夫を裏切った経緯などから「信用できない奴」とみなされて干されてでもいるのか、最近はさっぱり名前を聞かない。

 昔からずっと安倍の忠犬であり続けたのは、なんといってもあの「いかがわしい西村康稔」だろう。こいつは兵庫県出身だが安倍とは対照的な秀才で、灘高、東大法学部、通産省(のち経産省)というエリートコースを歩んだ。務めた省庁が経産省ではなく財務省であれば、玉木雄一郎のように安倍に激しく敵視された可能性が高いが、右翼民族主義的な体質の強い経産省で、しかも政界入りしてからは安倍にゴマをすって出世した奴なので、安倍はこの西村を腹心として重用し続けた。私は昔からこの西村が大嫌いで、西村に言及する記事では少なくとも一度は「いかがわしい西村康稔」と枕詞つきで表記することにしている。

 その西村がコロナ担当相に就任して以来評判が最悪だ。少し前には官房長官菅義偉の不興を買っていたが、今度はとうとう岩田健太郎医師に担当相辞任を勧告するツイートを出されてしまった。

 

 

 岩田医師にこんなことを言われるのも、西村が出身官庁である経産省の意を受けて緊急事態宣言を骨抜きにしようと策動しているからだろう。上記岩田医師のツイートへの反応を見ても、西村の評判は最悪だ。今、もっとも評判の悪い政治家といえるのではないか。

 NHKニュースより。

 

www3.nhk.or.jp

 

 以下引用する。

 

「休業要請は必要最小限に」調整進める考え 西村経済再生相

 

新型コロナウイルス対策の特別措置法を担当する西村経済再生担当大臣は、記者団に対し、特別措置法に基づいて、都道府県が行う休業要請などの措置は権利の制約を伴うため、必要最小限であるべきだとしたうえで、知事が適切な措置を講じることができるよう、丁寧に調整を進める考えを示しました。

この中で、西村経済再生担当大臣は、特別措置法に基づいて、都道府県が行う休業要請などの措置について、「私権の制約を伴うものであり、措置は『必要最小限に』という規定がある。都道府県知事が自由に、恣意的に取れるというものではない。基本的対処方針に大きな方向性が示されているので、それに沿って対応してもらうのが基本だ」と述べました。

そのうえで、西村大臣は「国としては、それぞれの都道府県知事が、それぞれの地域の状況に応じて適切に判断できるようにサポートし、調整していきたい」と述べ、都道府県知事が適切な措置を講じることができるよう、丁寧に調整を進める考えを示しました。

 

NHKニュース 2020年4月12日 12時37分)

 

出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200412/k10012382761000.html

 

 そう、西村は「安倍の犬」であるとともに、「経産省の犬」であるともいえる。あるいは、「今井尚哉の犬」と呼んでも良いかもしれない。

 こんな経産省一本槍の人間を新型コロナウイルス担当相に任命した安倍晋三の責任は、厳しく追及されなければならない。