今日(5/2)は夕方の段階で東京都で15人、他の自治体で10人のCOVID-19の死亡者が発表されており、夜遅くNHKが報じる数字に基づく致死率はもう計算したくもないくらいだ。おそらく四捨五入で3.4%に達するのではないか。
Twitterの「日本のトレンド」に「#国民のせい」と「#安倍はやめろ」が挙がっていた。前者については、共同通信のサイトに掲載された元毎日新聞政治部副部長のジャーナリスト・尾中香尚里氏の記事に対する反応だったようだ。
ここでは記事の直接の引用はしないが、記事の核心部を抽出した「はてなブックマーク」のコメントを下記に示す。
「緊急事態宣言」延長は国民のせいか 経済的補償なく進んだ政権の責任は | 47NEWS
- [共同通信]
05/02「自らの失敗を省みるどころか、その責任を平気で国民に転嫁する。湘南の海に集まる人々や、営業を続けるパチンコ店に焦点を当てて『自粛に応じない』と嘆いてみせる。自省的ではなく、常に他罰的なのだ」
2020/05/02 11:09
一読して思い出したのは、以前にこの日記で触れた(と思う)平河エリ氏の記事だった。
平河氏の予測が的中しつつある。
今回の日本国内のコロナ禍でもっとも責任が重いのは、どう考えても安倍晋三だろう。安倍は当初は全くの無関心で専門家会議の招集も呆れるくらい遅かったし、春節では中国からの観光客に媚びまくっていた。日本国内で感染者が出て尻に火がついても東京五輪の開催にしか関心がなく、世界の首脳が集まった会議でも五輪のことばかり言っていた。その後も給付金の件や例の「黴のマスク」、それに星野源のキャンペーンにただ乗りした件など、頓珍漢な動きをしては批判を浴びて迷走を続けた。以上の経緯を振り返ると安倍に極めて重い責任があるのは当然なのに、今に至るも責任感を全く感じさせない。
もちろん安倍自身が「コロナは国民のせいだ」と言ったことは一度もないけれども、安倍がやってきたことはいかに責任を他に転嫁するかということばかりだから、事実上安倍は新型コロナウイルス感染症の蔓延を日本国民のせいにしているといえる。
これ以上安倍が「国民のせい」にすることは許されない。緊急事態宣言の延長期間が終わる時点を目処に、安倍内閣は総辞職すべきだ。