ハッシュタグ「＃検察庁法改正案に抗議します」は結局470万件に達したようだ*1。
まず余計なことから書いておくと、この件に関して山本太郎が沈黙しているとの指摘があるが、確かに山本太郎は他の人の発信をリツイートはしているものの自らは当該のハッシュタグをつけた発信をしていない。しかしそれよりも気になるのは、江川紹子がこの件に関して他の人の発信のリツイートすらせずに、今のところ完全黙殺を貫いていることだ。
昨日はネトウヨ文化人の醜悪さも目についた。加藤清隆なる「ネトウヨ文化人」（この人の名前は今年に入ってようやく知ったばかりだ）がきゃりーぱみゅぱみゅ氏に説教して反撃を食らった一件はみっともないの一語に尽きた。
歌手やってて知らないかもしれないけどって相当失礼ですよ、、、、
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) 2020年5月10日
なぜみっともないかというと、加藤は下記のようなトンデモ陰謀論のツイートを発しているからだ。
どう考えても１５０万とか２００万とかが事実ならば、裏で糸を引いている奴がいるのだろう。もしかしたら、中国とつながっているかも知れない。そういう怖さを今ひしひしと感じている。中国はなりふり構わず、日本を取りに来ている。呼応する日本人がいかに多いか。政界官界経済界マスコミ法曹界にも。 https://t.co/lOtg2Q82fQ
— 加藤清隆（文化人放送局MC） (@jda1BekUDve1ccx) 2020年5月10日
「馬鹿馬鹿しい。中国とつながった黒幕の陰謀」で470万のツイートが発信されるものか。加藤の知性の低さは想像を絶している。「ネトウヨ文化人」には人間を舐めるしか能がないようだ。
今回の件は、今後ちょっとしたきっかけで安倍政権が大きく揺らぐ可能性を示すものだろう。それ以上のことは何も言えないが。ただ私が連想するのは、1960年に岸信介政権が倒れた時の流れだ。
最後に昨日（5/10）日本国内で新たに確認された陽性者は70人、死亡者は9人で、累計の陽性者及び死亡者から計算される致死率は3.99%となった。また、ジョンズ・ホプキンス大のダッシュボードに表示されている韓国の死亡者数は256人なので、日本と韓国の死亡者数の比は2.47となり、両国の人口比2.45（2018年）とほぼ等しくなった。但し、厚労省発表の数字だとまだ日本の方が死亡率が低い。厚労省はまたぞろ「あがき」を始めるのだろうか。
下記はNHKニュースへのリンク。
