はすみとしこが伊藤詩織氏に提訴された。
はすみとしこが伊藤詩織さんから提訴されたが、はすみが描いたイラストを見て大笑いしていた自民党所属国会議員が2人いたことも忘れてはいけない。
— ラムレーズン@肉球新党水平派 (@mi_amare_musica) 2020年6月8日
左から長尾たかし、杉田水脈、千葉麗子、花田紀凱、門田隆将、加藤清隆、はすみとしこhttps://t.co/fVk3DPAha8 pic.twitter.com/rbBPffiYku
この時「はすみが描いたイラストを見て大笑いしていた」連中が、誰一人としてはすみを援護する声を挙げていないことは彼らの本性をよく表しているが、「自民党所属国会議員」の2人は、いずれも自民党の生え抜きではない。
杉田水脈はみんなの党から出発したが、2012年の衆院選で初当選(比例復活)した時の所属は日本維新の会だった。その後の分党で民進党には行かず、次世代の党に移籍したために2014年の衆院選で落選した。
そんな杉田を救ったのは安倍晋三だった。杉田は2017年の衆院選で比例中国ブロックから出馬して、労せずして当選した。
また、長尾敬は2009年の衆院選で民主党公認を受けて当選し、小沢グループに属した。長尾は2005年衆院選にも民主党公認で立候補して落選しているが、その翌年に小沢一郎が民主党代表に就任した時、自らのブログに下記記事を公開した。2006年4月7日の記事だ。
しかし長尾は、泥舟化が確実視された「国民の生活が第一」には行かず、2012年衆院選前に民主党を離党し、自民党入りを目指した。その長尾を救ったのも安倍晋三だった。自民党の公認を得た長尾は、2012年衆院選こそ比例との重複立候補ができずに落選したが、2014年に比例復活で当選し、2017年には選挙区で当選した。
落ち目の2人を国会に再び送り込んだのは安倍晋三であり、うち1人は小沢一郎が最初に国会に送り込んだ。安倍晋三と小沢一郎の大罪というほかない。安倍には一日も早い内閣総辞職が、小沢には次の衆院選で立候補せず引退することが、それぞれ求められる。