kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

神津里季生が玉木雄一郎に激怒、新民民の勢力拡大は困難か

 結局産経の報道は針小棒大であって、神津里季生は6産別の議員の新国民民主党入りは許さないし、連合は新民民を支持しないと言って怒り狂っているらしい。さりとて6産別の議員(彼らの多くは参議院議員だ)は新立民入りもままならず、多くは当面無所属になるようだ。

 そうなると、玉木雄一郎はますます仲間を得られずに、山尾志桜里らごく少数の「問題政治家」とともに漂流することになる。

 そもそもこの玉木は、「反共」のイデオロギーだけは認められるものの、それ以外には確固たる政治的な信念など何もない人間のようにしか見えない。

 だからこそ「玉木与しやすし」と思った自民、維新、某元号新選組などの支持者や「信者」が玉木にすり寄ってきたのだろうが、それも玉木が一定の数の国会議員を抱えた政党の代表だったからこその話だ。

 弱小政党の党首では、その吸引力は大きく落ちることになる。

 少し前に、山本太郎玉木雄一郎とが相次いで政治生命を終えようとしているとかなんとか、この日記に書いたような記憶があるが、両人ともますますその様相を強めてきた。

 それにしても、安倍晋三の病状といい野党の合流新党といい、あまりにも信頼できないニュースが流れすぎる。安倍に関しては仮病説から新たな病気の発見説まであるが、後者についていえば、潰瘍性大腸炎が悪化した場合大腸がんを引き起こしやすいことはよく知られているから、須田慎一郎みたいな思わせぶりな言い方をした場合、ラジオ(ニッポン放送)の聴取者の多くは、「すわ、大腸がんか」と思ったことだろう。しかし「新たな病気」の情報の真偽は定かでない。仮病説の方はもっと疑わしい。安倍の病状は重症とはいえないまでも決して軽くはない、中程度ではないかと見る方がずっと自然だ。そして重症でなくても病気持ちで、にもかかわらず仕事に追われている時などには気力が減退するのは当たり前だろう*1

 その「当たり前」に思いを馳せることができなくなっているのが、今の「反安倍」の特に「勝ち組」、つまり今回の政局で「反安倍が勝った」と息巻く人たちではないか。

 私はこれが望ましいあり方だとは全く思わない。

*1:蛇足ながら、私自身も現在そのような状態にある。歳をとると人間誰しも、体に調子の悪いところが出てくるものだ。