あの「Dr.ナイフ」が白井聡を擁護するツイートを発したが、なんだか変だ。
白井聡とかいう無名の人(僕は知らなかった)が、SNSのでユーミンにヘイトして、大騒ぎするのは異常だと気がついてください。
— Dr.ナイフ (@knife900) 2020年9月2日
白井聡さんて、あなた知ってましたか?
あなたは知らない人が芸能人にヘイトすると騒ぐんですか?
ユーミンの大ファンなら理解できますが、それ以外は意味不明です。
ここでナイフは「白井聡とかいう無名の人(僕は知らなかった)」と書いているのだが、「リベラル・左派」の間で人気のTwitterアカウントの「中の人」が白井聡を知らなかったとはちょっと考えられない。
以下、上記リンクの記事から引用する。
白井聡という名前は左翼界隈、運動家業界ではかなり高い部類だと思われます。ナイフさんも論座に寄稿するような立場ならば知っておくべき論者です。「白井聡とかいう無名の人」と言ったものの、「左」の間では圧倒的に白井聡>Dr.ナイフ。メディアがツイッターを誇大視する風潮だからDr.ナイフというハンドルネームが広まったことも事実ですが、どう考えてもリアルな言論の場では白井聡のステータスは(あの世代では)かなり上位にあると思われます。もっともごく普通の生活を送る人にすれば白井聡も「?」という反応でしょう。
その通りだ。私の言葉で書けば、「リベラル・左派」の間では白井聡>>Dr.ナイフ、という表現になる。
そもそも疑問なのは、本当に「Dr.ナイフ」が白井聡を知らなかったか、ということだ。特にナイフのような、小沢一郎に神話的なオザシン色のある立場にあり、ネットの政治論議に深入りしているような人間が、本当に白井聡を知らなかったとはまず考えられない。
そこから導き出される結論は、ナイフが「リベラル・左派」をミスリードして自公政権を助けるために、わざと白井聡を知らなかったという(見え透いた)演技をしたに違いないということだ。
これまでにもずっと抱いてきた「Dr.ナイフ」に対する疑念は、本件で決定的なものになった。少なくとも私にとっては。