昨日(11/7)の新型コロナウイルス感染症の新規確認陽性者数は、NHKの報道によると1,331人。死亡者数は5人。
先週は800人台でも多いな、と思っていたのに、あっという間に1000人を超え、1300人台に乗った。
少し前から陽性者数の急拡大期に入ったようだ。常識的に考えて、この時期が一番予測が難しい。曲線の傾きが急激に立ち上がるところでは、どう予測しても誤差が大きくなるからだ。無謀にもそれに挑んで大失敗したのが例の阪大の「K値」だった*1。
上記NHKのサイトに表示されたグラフを見る限り、11月4日に前日が祝日だった影響で陽性者が少なく出たに違いないことはわかるが、翌5日に前日が減った分検査数が増えて陽性者が多く出たとは認められない。そう主張するのであれば、当日の前後、つまり少なくとも11月4日から6日まで、できれば2日から7日までの検査数というエビデンスを示す必要がある*2。