kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国内の新型コロナウイルス感染症週間新規陽性者数14,463人、死亡者数127人(2020/11/21-27) 〜 新規陽性者数増加は頭打ち、死亡者数が激増

 11/21(土)から11/27(金)までの新型コロナウイルス感染症の陽性者数は、その前の1週間と比較してさらに増えたが、増加数及び増加率にはブレーキがかかった。先週までの高温傾向や、今週前半の3連休のために検査数が減ったであろうことによる一時的なブレーキなのか、それとも今回の波がピークに近づいているのかはまだわからない。

 下記はNHKのサイトへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 上記サイトから、昨日(11/27)の2359分時点での新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を転記すると、陽性者数が142,818人、死亡者数が2,096人となっている(クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く)。その前の1週間(11/14-20)は陽性者数累計が128,355人、死亡者数が1,969人だったから、今週は陽性者数14,463人、死亡者数127人だったことになる。先週は陽性者数が12,827人、死亡者数は84人だったから、陽性者数は1,636人(13%)、死亡者数は43人(51%)、それぞれ増加した。陽性者数の増加率は前週の38%よりも大きく下がったが、死亡者が激増した。死亡者数の増加は陽性者数の増加より遅れるから、死亡者は今後さらに増えることは絶対に間違いない。

 週間の死亡者数を陽性者数で割った値は0.88%であり、先週の0.65%より増加した。この値が増加するのは、感染の波が中期に入った時だ。81日以降の累計では陽性者数は106,429人、死亡者数は1,083人となった。「致死率」は1.02%

 過激な新自由主義者である首相・菅義偉(略称「ネオリベの菅」)は、この期に及んでなお「GoToキャンペーン」に固執しており、コロナ分科会会長の尾身茂が危機感を煽りすぎていると言って激怒しているらしい。機敏にブレーキとアクセルを踏み分けることができないこの人間は、安倍晋三と同様に危機対応能力を欠いており、有害きわまりない。現在、重症者が急増してまたぞろ医療崩壊が言われ始めたが、明らかに第2波より規模が大きい今回の第3波で、陽性者の急増からしばらく遅れて重症者や死亡者が急増することは、予測できない方がおかしい。しかし、先の戦争の時にそうだったように、権力者は往々にして合理的判断よりも自らの願望を優先し、惰性によって動くことを選ぶ。この傾向は特に保守だの右翼だのに分類される政権に顕著だ。だから、この国の人たちには早く菅(や前首相・安倍)の正体を見抜いて内閣支持率を大幅に下落させることが強く求められる。