kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

菅内閣の支持率が急落、50%に コロナ対応「評価しない」55%(共同通信)

 頭書の件、東京新聞より。

 

菅内閣の支持率が急落、50%に コロナ対応「評価しない」55%

2020年12月6日 19時38分 (共同通信

 

 共同通信社が5、6両日に実施した全国電世論調査によると、菅内閣の支持率は50・3%で、前回11月から12・7ポイント急落した。政府の新型コロナウイルス対策は「評価しない」が55・5%。感染防止と経済活動のどちらを優先すべきか尋ねたところ「どちらかといえば」を含め「感染防止」を挙げたのは計76・2%に上った。「桜を見る会」疑惑を巡り、安倍晋三前首相の国会招致を60・5%が要求。57・4%が政府に再調査を求めた。

 

 新型コロナ対応を「評価する」は37・1%で、11月の前回調査から賛否の多数が逆転した。

 

 回答は固定電話524人、携帯電話519人。

 

東京新聞より)

 

出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article/72758

 

 菅義偉(「後菅」)政権の新型コロナ対策がダメなのは、「ネオリベの菅」がコロナ対策を真面目にやろうとしないのが新自由主義の教義に照らして当然であることを理解していれば最初からわかり切った話だと思うが、多くの人々はメディアが垂れ流した「後菅」の「苦労人伝説」にころっと騙されてしまったのだろう。内閣支持率が下がるには、ある程度の時間が必要だ。3か月で15〜20ポイント下がったとみると、「後菅」政権は長くは保たないと思われる。

 とはいえ、年末年始から通常国会が始まるまでは、「後菅」内閣支持率はいったん下げ止まるのではないか。国会は閉じてしまったし、新型コロナ第3波はそろそろピークを迎えつつある上、吉村洋文を筆頭とするネオリベ首長たちがようやく重い腰を上げた。だから菅の「コロナ無策」への批判もやや和らぐと思われる。

 だが、通常国会が始まればまた内閣支持率は落ちる。一昨日の記事で少し示唆した「新型コロナの波の4か月周期」(もちろん何の根拠もないが)でも仮に再現された日には、2月頃には「第4波」の兆しが出てくるかもしれない。それでなくても、現在の菅の消極的な態度から判断して、現在の第3波が第1波の時のように劇的に減衰することは考えられない。現に第2波が減衰しきらないうちに第3波が襲ってきた。何が言いたいかというと、通常国会が始まってから早い段階で、菅が衆議院を解散するのは難しいということだ。

 来年はまた「動乱の年」になるかもしれない。「後菅」にも安倍晋三にも早期の退場を願いたいところだ。