昨日(12/10)も、一昨日に続いて国内の新型コロナウイルス感染症新規確認陽性者が過去最多を更新して3千人に迫った。東京都でも過去最多の602人を記録した。国内総計での2日連続の最多更新はしばらくぶりで、そろそろ減少に向かうかと思っていた私の予想は外れたかもしれない。11月の異常高温の時期が終わってから2週間以上経つので、再び気温低下の影響が出てきた可能性があるが、それ以上に菅義偉や吉村洋文や小池百合子ら、日本政府及び地方自治体首長らの消極的きわまりない新型コロナ対策の悪影響が事態を悪化させている。ことに「ネオリベの菅」が「GoToトラベル」キャンペーンをいっこうに止めようとしないのは「棄民政策」としか言いようがない。
三春充希氏の下記ツイート経由にて時事通信の記事を知った。
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナhttps://t.co/Qhcx3CgZxb
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) 2020年12月10日
「英スコットランド自治政府のスタージョン首相は9日の記者会見で、今夏以降の新型コロナウイルスの感染再拡大は旅行が原因だったと発表した」
以下、時事通信の記事を引用する。
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナ
2020年12月10日20時34分
【ロンドン時事】英スコットランド自治政府のスタージョン首相は9日の記者会見で、今夏以降の新型コロナウイルスの感染再拡大は旅行が原因だったと発表した。英科学者チームがウイルスの遺伝子配列を解析した結果、夏季の旅行によって英国内外からウイルスがスコットランドに持ち込まれたと結論付けた。クリスマス休暇を前に、不要不急の旅行の自粛を住民に改めて呼び掛けた。
感染拡大中の日本では、政府が推進する観光支援策「Go To トラベル」をめぐり、菅義偉首相が「感染拡大の主要な要因とのエビデンス(証拠)は存在しない」と主張している。スコットランドの調査結果は日本の議論にも一石を投じる可能性がある。
調査によると、感染第1波では約300種類の新型コロナウイルスがスコットランドで広がったが、3月から実施したロックダウン(都市封鎖)の結果、これらのウイルスは7月までにほぼ根絶された。しかし、今夏以降の第2波は、第1波とは全く異なる系統の遺伝子配列を持つウイルスによって引き起こされた。
第2波で確認された新系統のウイルスが、英国内と国外の双方からもたらされたことも判明。スタージョン首相は「調査結果は一度は抑え込んだ感染が再拡大した背景に、旅行が大きな役割を果たしたことを明確に示している」と述べた。
記者会見に同席した自治政府の医療責任者ジェイソン・リーチ教授は「クリスマスに旅行を検討中の人々に対する警鐘と言える。なるべく地元にとどまるよう勧告する」と呼び掛けた。スコットランドは秋以降、再び厳しい封鎖に追い込まれている。
(時事通信より)
「やっぱりな」という感想しかない。
上記記事についた「はてなブックマーク」の人気コメントを3件ピックアップする。
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナ:時事ドットコム
そりゃそうだろうって話なんだけど、遺伝子解析で裏付けられたのは大きいよな。
2020/12/10 22:26
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナ:時事ドットコム
“感染拡大の主要な要因とのエビデンス(証拠)は存在しない”出てきましたよ、総理。
2020/12/10 22:30
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナ:時事ドットコム
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エビデンスは次々出てくるだろうなあ
2020/12/10 23:00
三春氏のツイートを他に2つピックアップする。
国民がコロナと戦っている中でなぜ日本政府はコロナ側で戦っているのか。
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) 2020年12月8日
菅義偉は感染拡大の責任を取って辞職しろ。
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) 2020年12月8日