kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国内の新型コロナウイルス感染症週間新規陽性者数16,796人、死亡者数248人(2020/12/5-11) 〜 「ネオリベの菅」の失政のせいで新規陽性者数は上げ止まらず

 12/5(土)から12/11(金)までの新型コロナウイルス感染症の陽性者数は、前の1週間より引き続き増えた。先週までは増加数及び増加率にブレーキがかかり始めたと見られたが、悪いことに今週はブレーキにブレーキがかかったというか、3日ほど前から再び感染拡大の加速が危惧される数字が出てきた。

 下記はNHKのサイトへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 上記サイトから、昨日(12/11)の2359分時点での新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を転記すると、陽性者数が175,207人、死亡者数が2,554人となっている(クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く)。その前の1週間(11/28-12/4)は陽性者数累計が158,411人、死亡者数が2,306人だったから、今週は陽性者数16,796人、死亡者数248人だったことになる。先週は陽性者数が15,593人、死亡者数は210人だったから、陽性者数は1,203人(7.7%)、死亡者数は38人(18%)、それぞれ増加した。陽性者数の増加率は前週の7.8%とほとんど変わらなかった。一方、死亡者の増加率は先週(65%)と比較して大きく下がった。

 週間の死亡者数を陽性者数で割った値は1.48%であり、先週の1.34%より増えた。現在は引き続き「第3波」の真っ只中といえる。81日以降の累計では陽性者数は138,818人、死亡者数は1,541人となった。「致死率」は1.11%で、最大で5.3~5.4%の致死率だった第1波を大きく下回っている。実際には、第1波の頃には無症状の感染者がウヨウヨいたことは絶対に間違いない。当時の捕捉率はおそらく10%程度だったのではないか。現在でも捕捉率は50%にも満たないと思われる。

 もうそろそろピークに達する頃ではないかと思われる第3波による陽性者がまだ増え続けている最大の要因は、原理主義的な新自由主義者である菅義偉が「GoToキャンペーン」に固執するなど、新型コロナ対策に徹頭徹尾消極的な態度をとり続けていることだろう。同じく新自由主義色が極端に強い大阪、東京、北海道の知事たちと合わせて、日本の国政と地方自治のあり方がもたらした「人災」だといえる。

 ことに菅義偉(「ネオリベの菅」)は、まだ総理大臣就任から3か月も経っていないが、早くも賞味期限が完全に切れており、一日も早く内閣総辞職をすべき政治家だ。安倍晋三はなんとかのマスクに代表される効果のない対策ばかりを打ち出して顰蹙を買ったが、菅義偉は「GoTo」に代表される逆効果の政策に固執しているから、こと新型コロナ対策に関しては、明らかに「あの」安倍よりもさらにずっと悪い。情状酌量の余地など全くない。早く辞めろ。