朝日新聞・尾形聡彦記者のツイートより。
米グーグルは11月16日に日本のコロナ感染予測を初めて公表した際、11/15~12/12の28日間で「陽性者数を5万3321人、死者数を512人」と予測。まだ1日早いですが、厚労省公表の実際の数字は、11/15~12/11に「陽性者数が約5万4870人、死者数が約620人」で、ほぼ近似値でした(続
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) 2020年12月11日
https://t.co/IV9l1Y9sbC
確かに「ほぼ近似値」なのだけれど、気になることが一つある。
それは、直近2週間で死亡者が458人も出ていることだ。死亡者は先週急増し、今週さらに増えた。つまり、Googleの予測(当然、政府が新型コロナウイルス対策を従来のままと仮定しての予測になる)と実際の数値を比較すると、実際の数値の方が、感染者数に対する死亡者数の比率(いわゆる「致死率」)が大きくなっているのだ。
これには、気候が寒冷な季節に入る影響をGoogleが少なく見積もっていた可能性もあるけれども、もしかしたら大阪府や旭川市などで 言われており、東京都もその危機にあるとされる「医療崩壊」の影響かと疑ってしまう。
尾形記者のツイートへのリンクを続ける。
続1)AIを使ったモデルの精度を検証したうえで、米グーグルは予測を公開したので、当然とも言える結果ですが、問題は、菅政権が予測に基づいて医療逼迫を回避するような行動をとろうとせず、それどころか菅首相自らがGoToにこだわり、人災といえる状況を招いていることです(続https://t.co/IV9l1Yr3Ac
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) 2020年12月11日
上記は本当にその通りだと思う。
続2)菅氏はデジタル化を掲げますが、必要なのは、ハンコ云々より、AIやゲノム解析など最新デジタル技術を駆使した世界標準のコロナ対策。専門家や医師がいくら警告してもGoToに固執し、アナログで思いつきの対策ばかりの菅氏は日本の大きなリスクで非常に危険だと思います(続https://t.co/IV9l1Y9sbC
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) 2020年12月11日
これにも同感。
続3)米グーグルの最新予測https://t.co/WMrPUYc8qqでは12/9~1/5の28日間に「陽性者は10万1262人、死者は697人」に拡大します。予測の精度が証明され、今後の方向性が分かるのに、GoToに固執して有効な対策をとらず、犠牲者を増やし続ける菅氏の責任は極めて重大だと思いますhttps://t.co/IV9l1Y9sbC
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) 2020年12月11日
「ネオリベの菅」の責任が極めて重いことにも同感だが、Googleの最新予測で示された「4週間で死者697人」で果たして収まるだろうか。
直近の2週間だけで458人も死んでいるのだ。しかも新規陽性者は今なお増加を続けている上、重症者や死亡者のピークは陽性者のピークより遅れる。
今のペースだと、12/9から1/5の4週間の死亡者は1000人を超えるのではないか。697人で済めば「御の字」もいいところだろう。
政治がまともであれば死なずに済んだ命をむざむざ失わせてしまうような内閣は、一日も早く総辞職すべきだ。