今日は三が日の真ん中の日で、読売が主催する箱根駅伝をやっているが、土曜日でもあるので、先週の土曜日から昨日の金曜日までに発表された新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を、NHKの報道をもとに集計する。その過程で感染発表が取り消されたりした影響は無視している。下記はNHKのサイトへのリンク。
上記サイトから、昨日（1/1）23時59分の時点での新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を転記すると、陽性者数が238,999人、死亡者数が3,541人となっている（クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く）。その前の1週間（12/19-25）は陽性者数累計が214,553人、死亡者数が3,186人だったから、今週は陽性者数24,446人、死亡者数355人だったことになる。先週は陽性者数が20,796人、死亡者数は346人だったから、陽性者数は3,650人（17.6%）、死亡者数は9人（2.6%）、それぞれ増えた。陽性者数の増加率は前週の11.2%より大幅に上がったが、死亡者の増加率は先週（21%）より大きく下がった。
その影響で、週間の死亡者数を陽性者数で割った値は1.45%となり、先週の1.66%より下がった。現在は引き続き「第3波」の真っ只中だが、おそらくはイギリスや南アフリカからの変異種が既に国内で市中感染を始めている状態になったために、感染の波の初期に典型的な、陽性者と比べて死亡者が少なくなる傾向が再び現れた。
2020年8月1日以降の累計では陽性者数は202,610人、死亡者数は2,528人となった。「致死率」は1.25%。
今日（1/2）、東京都知事・小池百合子が、コロナ担当大臣の西村康稔と面会し、緊急事態宣言の発出を求めると報じられた。昨年、小池が東京都のGoTo除外は国の政策だから菅政権が決めるべきだと言って菅義偉と醜い責任の押しつけ合いをやっていたことが苦々しく思い出されるが、正月休み明け早々に緊急事態宣言の再発出となるのか、それとも菅が相変わらずノーテンキに18日の通常国会召集まで何もやらないのか。今年も政治によって失われる命が少なからず出てしまうかもしれない。
