共同通信とJNNによる世論調査で、菅内閣支持率が下がっているのだが、先月末というか年末と同じくらいじゃないかと直感的に思ったら、三春充希氏が実際のデータ上で確かにそのような傾向があると指摘していた。さすがだ。私のは単なる山勘に過ぎなかったのだから。
内閣支持率・不支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) 2021年1月11日
1月9~10日に実施されたJNNと共同通信の世論調査を反映しました。いずれの調査でも内閣支持率は下落していますが、それは12月中に落ちた分が反映されたものとみられます。各社の世論調査の偏りを補正し平均した結果からは、直近の内閣支持率の下げ止まりが示唆されます。 pic.twitter.com/noWD5ITzRM
共同通信世論調査(1月9~10日実施)
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) 2021年1月10日
内閣支持率 41.3%( 9.0ポイント減 )
不支持率 42.8%(10.0ポイント増 )
JNNの方は下記の通り。
以下引用する。
JNN世論調査、内閣支持と不支持が逆転 コロナ対応で軒並み厳しい評価
2021年1月11日 2時18分
最新のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率は先月より14.3ポイント下落して41.0%となり、支持と不支持が逆転しました。政府の新型コロナ対応にも厳しい評価が出ています。
菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より14.3ポイント減って41.0%でした。一方、支持できないという人は14.8ポイント増加し55.9%と、支持と不支持が初めて逆転しました。
新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて聞いたところ「評価しない」が63%と、「評価する」を上回っています。
政府が1都3県に緊急事態宣言を出したことについて聞きました。宣言発表を「評価する」人は65%、「評価しない」人は30%でしたが、タイミングについて尋ねたところ、「遅すぎる」が83%に達しました。
今回の宣言は飲食店などへの時短要請や不要不急の外出自粛呼びかけなどが柱となっていますが、これを「過剰だ」と答えた人は6%、「適切だ」は36%、「不十分だ」は55%でした。緊急事態宣言の期間は来月7日までとなっていますが、1か月で宣言を解除「できると思う」と答えた人は7%にとどまり、「できるとは思わない」人が87%に達しています。
新型コロナ特措法の改正について聞きました。飲食店などが時短要請に応じない場合に罰則を設けることの是非を尋ねたところ、「賛成」は35%、「反対」は55%でした。
今年夏に予定される東京オリンピック・パラリンピックについて、「開催できると思う」と答えた人は13%、「開催できると思わない」と答えた人は81%でした。
「桜を見る会」の前夜祭をめぐる事件で、これまでの安倍前総理の説明に「納得できる」と答えた人は12%にとどまり、「納得できない」が80%にのぼりました。
(TBS NEWSより)
「下げ止まり」はおそらく年末年始効果ではないか。安倍内閣支持率はいつも1月に上がり、国会が召集されると下がっていった。菅内閣支持率は上がらなかったが下げ止まりの傾向を見せた。そういうことだろう。
今後も「上がる要素」は少ない。緊急事態宣言の効果がどの程度出るかにかかっているが、菅義偉は自ら宣言の効果を緩めようとばかりしているから、これでは上がる要素を自ら損ねているようなものだ。
しかも、書きたくはないが、今後新型コロナによる死亡者数が増える。死亡者数は感染者数より遅れてピークを迎えるから、これは当然予測されることだ。だから宮沢孝幸が「先手を打った」つもりで「コロナで1万人死ぬのをドーンと受け止めよう!」などと抜かすのだ。本当にとんでもない奴だ。