こちらは「小物」だから批判は短く済ませる。
山本太郎の「元号新選組」(政党の正式名称には弊ブログのNGワードが含まれるので書かない)公認で次期衆院選に千葉9区から出馬が予定されている三井よしふみ(三井義文)は歴史修正主義者のネトウヨらしい。
問題の三井義文が発したツイートは下記。
戦後教育で全く事実と異なる歴史を信じ込んでいましたが、インドネシアで目が覚めました。同国をオランダ300年の植民地支配から独立させた日本の行動を歴史事実として国民の教育に取り入れています。インドネシア独立記念日の式典では、インドネシア国旗と共に日の丸も掲揚されています。
— 三井よしふみ れいわ新選組 (@reiwamitsui) 2021年1月27日
前記記事で三井の主張が誤りである根拠として示されているのが、下記「毎日アジアビジネス研究所」のサイトに掲載された小川忠・跡見学園女子大教授(元国際交流基金ジャカルタ日本文化センター所長)のコラム。
三井義文はいかにも「元号新選組」にお似合いの候補者だとしか私には思えない。
なお、下記記事にて三井の経歴を知った。
明大経営学部を卒業して住友銀行(現三井住友銀行)に入社して50歳まで働いたが、早期退職して2007年頃にセブンイレブンのオーナーになったが、「コンビニ残酷物語」の一例になったという経緯のようだ。私の記憶では、2007年当時には「コンビニ残酷物語」は誰でも知っているレベルの話だと思っていたが、海外勤務などをしていた三井は知らなかったのかもしれない。コンビニ経営で辛酸を舐めたことによって現代日本の資本主義というか資本の論理の恐ろしさを思い知り、山本元号党に惹かれたものだろうか。
しかし歴史修正主義者のネトウヨではどうしようもない。仕事ばかりしていて仕事以外何も知らなかったためにネットに流れる俗説に飛びついたものか、と想像した。