新型コロナウイルス感染症に関して、共産党の宮本徹衆院議員が存在感を強めている。
予算委員会①西浦先生が記者会見をしなかった総理に、この感染症は国民の行動が鍵だとして、前向きなコミュニケーションを求めたツイートを紹介。いま、感染状況をリバウンドさせないための専門家の提言を国民に語る総理としての責任を自覚してほしいことを指摘。
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2021年3月2日
ここで宮本議員がいう西浦博教授のツイートは下記。
第4波・5波もこのリーダーとやらざるを得ないならば、対策のためにコミュニケーションに前向きにならないといけない。特にこの感染症では行動が鍵となる。少しでも良くなるよう周囲をプロで固めてもらいたい。
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2021年3月1日
この「リーダー」とはもちろん「小菅」(こすが)こと菅義偉を指す。
ちなみにソーリのこと
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2021年3月1日
宮本議員は西浦氏のツイートにすぐさま賛意を表していた。
西浦さんのこの意見、またくもって同感です。 https://t.co/LVbB48v3Ki
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2021年3月1日
昨年4月の最初の緊急事態宣言の頃には、西浦氏を「御用学者」として非難する「リベラル」たちが少なくなかった。当時は特措法反対論がもてはやされ、反対のアピールで派手なパフォーマンスをした山本太郎と山尾志桜里(現民民)が「山山コンビ」などともてはやされていた。緊急事態宣言自体が悪者扱いだったから、その理論的支柱だった西浦氏が叩かれていたわけだ。私も最初に緊急事態宣言の話を聞いた時には脊髄反射的に反対したが、昨年3月にワシントンポストのシミュレーションの動画を見た時に考えを改め、緊急事態宣言に入った頃にはその結果を見て判断するという立場に変わっていた。つまりその時点では賛成も反対もしない中立的なずるい立場だった。緊急事態宣言が結果を出した時点で、西浦氏支持の立場になった。そんな経緯だから私もあまり偉そうなことは言えない。
その点、共産党にありながら早くから西浦氏ら専門家を支持する姿勢を明確にしていた宮本議員は評価に値するだろう。
逆にどうしようもないのは「小菅」こと菅義偉だ。早く小菅に行け。