オーストラリアの飛び込みの選手たちが、来月1日から東京で行われる予定の五輪予選に参加しないことになったらしい。一昨日(23日)の共同通信のTwitterより。
— 47NEWS (@47news) 2021年4月23日
共同の記事によると、理由は下記の通り。
(前略)新型コロナウイルスの流行が収まらず、東京都に緊急事態宣言が再発令される状況を踏まえ「派遣が安全でないことが明確となった」とした。
派遣予定だった選手12人、役員14人に対するワクチン接種が間に合わないことも理由とした。
ただ、東京五輪不参加を決めたわけではないらしい。このあたりはまだ玉虫色だ。
五輪本番に関しては、ワクチン接種を済ませられる予定で「安全な大会になると確信している」と言及。W杯で争う出場枠について今後、国際水泳連盟と交渉する方針。
オーストラリアの人口は2536万人(2019年)で日本の約5分の1だが、新型コロナの陽性者累計は3万人弱、死亡者数は910人*1であって、陽性者累計が56万人強、死亡者数が明日にも1万人を超える日本と比較すると、人口あたりの陽性者数で3割未満、死亡者数でも5割未満だ。日本で昨年の第3波に入る前には、あまり成績が良くないとの印象があったオーストラリアだが、今では日本の方がずっと危険な国になった。
アジア・オセアニアにはオーストラリアよりももっと安全な国の方が多いから、それらの国々が今後どのような対応をするかが注目される。