下記くろかわしげる氏のツイートにはワロタ。
某新聞社の(昔の)営業の手口と似ている。野球の観戦券をあげるから、と野球の観戦券を握らせ、領収サインを求める。見ればそれは購読申込書。 なぜお金を振り込んでしまうのか、誤解を誘う犯人の「話術」…警察に聞いた様々な手口 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン https://t.co/pbetFHbz3e
— くろかわしげる (@kurokawashigeru) 2021年5月28日
そうそう、昔はそれがY売の手口だった。阪神間なんかまさにそれで、昔は甲子園の「伝統の一戦」とやらが満員になるのは暑くなってからのことで、4月や5月のY売戦の外野スタンドには空席が多かったから、Y売新聞の販売店が甲子園のY売戦チケットをばらまいていた。その影響は今も残っていて、東京の中央線沿線と並ぶ朝日新聞の牙城の阪神間ではあるが、Y売のシェアもかなり高いのではないか(私の家では毎日新聞をとっていたが)。
くたばれY売。昨夜(5/28)はそのY売がまたしてもソフトバンクに負けたが、ヤクルトも負けてしまった。セ・リーグの首位阪神が新人・佐藤輝明の3本塁打で西武に勝ったが、その3本目は9回表に7対7の同点から飛び出した決勝3ランだった。私が思い出したのは、36年前の今頃の季節に、やはり7対7の同点から飛び出したバースの満塁本塁打で、打たれた投手は確か広島の川端順だった。ネット検索をかけると、4年前に阪神が広島戦で9点差を逆転して勝った時に書かれた下記記事に引き合いに出されていた。試合が行われたのは1985年5月22日だった。
column.sp.baseball.findfriends.jp
4年前は阪神の勢いも春先だけで、すぐに広島に歯が立たなくなったが、36年前にも阪神は大逆転劇の翌日から広島に8連敗した*1。しかしその後、バースが秋口(9月)とシーズン大詰め(10月)に広島市民球場で大野豊から決勝本塁打を2度も放つなどして優勝したところが2017年とは全く違った。
今年は2017年よりも1985年に近いかもしれない。ヤクルトも3位に踏ん張っているが、阪神には1勝7敗1引き分けと歯が立たない。思えば阪神の快進撃も開幕の神宮でのヤクルト戦3タテから始まった。当時と同様に、つい3年前までも阪神の天敵だった広島は、監督に佐々岡真司を据えるという人選ミスもあって下位に低迷している。ハレー彗星は76年に一度だが、阪神には18年に一度馬鹿強い年がある。今年はその年かもしれない。
Y売の話が阪神タイガースの話に逸れてしまったが、最初のツイートを受けたくろかわ氏の下記ツイートは、新聞販売店の事情は埼玉でも東京でも同じなのだなと思わせた。
近所の新聞販売店は統廃合が急激で、私の愛読紙も今はその新聞社の系列販売店が扱ってくれている。最初、この経験があったので、強い抵抗感があり、やってきた営業マンに、ある日から配達される新聞が変わったなんてことありませんね、と念押しで聞いてしまった。
— くろかわしげる (@kurokawashigeru) 2021年5月28日
私は東京に来てからずっと朝日新聞をとっていたが、その販売店ではなんと産経も扱っていた。しかも統合により少し遠い販売店に代わり、その販売店が営業に不熱心だったため、契約が切れたあと更新に来ず、かなり長い間無代紙、つまり購読料を支払っていない状態で新聞が入っていたが、徐々に来なくなった。その頃、朝日の紙面がすっかりダメになったなあと感じていたのでほったらかしにしていたために新聞無購読者になった次第。朝日もダメだが毎日はもっとダメで、9年前に紙面を挙げて日本未来の党を応援した東京新聞に至っては敵視の対象*2というのが私の新聞観だ。日経、産経、それにY売の3紙は、最初から敵側にいるので考慮外であることはいうまでもない。