JOCの現職の経理部長が電車にはねられて死亡するという異常な事件が起きた。当然ながら自殺が疑われている。
役職が「経理部長」というところが「中抜き」で悪名高い竹中平蔵を連想させるが、竹中どころではない世界規模での金にまつわる話の絡みではないかとの憶測も乱れ飛んでいるようだ。
真実がどのあたりにあるかはまだわからないが、重大きわまりない話と関係している可能性がある。
しかし、日本の政治の世界では、低次元の野党第一党である立憲民主党衆議院議員のロリコン発言が飛び出し、その発言の主を立民がなかなか明らかにしなかったことから同党は傷口を広げた。
結局実名が朝日新聞に報じられ、それを受けて当該議員である本多平直(ほんだ・ひらなお)が発言の事実を認めたが、同党が実名をなかなか明らかにしなかったのはそれ相応の理由があるんだろうなと私は思っていた。
そして本多の名前でネット検索をかけたら、この人が衆議院議員になる前に現立民代表・枝野幸男の政策秘書を務めていたことを知った。だから立民がなかなか名前を出さなかったのかどうかは知らないが、みっともない話だ。
本多はもともとは松下政経塾にいたらしい。
今回の発言を行った本多平直衆議院議員とは松下政経塾の同期で、30年来の友人でもある。
— 井戸 まさえ (@idomasae) 2021年6月7日
私は発言の内容に対して一切の同意はしないし、極端な事例をあげたという弁明に対しても、その場で十分な認識を示せなかった以上、撤回しても発言の重みは変わらないし、その責任は受けるべきだと思っている。
松下政経塾にいたというだけでも本多には共感できないが、政治家には与野党を問わず本多のような人間が大勢いるんだろうなと思う。自民党にももう議員は辞めているが森喜朗がいたし、つい最近も「女はいくらでも嘘をつける」と放言した名誉男性・杉田水脈なる輩がいた。そもそも男性議員のマッチョぶりでも自民党が本家本元だろう。しかし、野党、特に立憲民主党や国民民主党、それに某「組」などといった旧民主・民進系は自民党とそれほど距離はないという感触を私は持っている。
本多は、当該発言をした時興奮しまくっていたという。興奮した時の本多はとても「怖い」そうだ。
> 寺田氏は反論が「興奮状態」だったとして、会合の翌日、講師に謝罪したという。
— 平河エリ Eri Hirakawa🏳🌈 | 読む国会 (@yomu_kokkai) 2021年6月7日
本多さんに興奮状態で反論されたらむちゃくちゃ怖いわ。国会でも時々あるからやめてほしいhttps://t.co/IXPSFKjjiL
平河氏も本多は議員辞職すべきだという。しかし引退するほどではないかと、やや甘いことを仰っている。
本多さん、すぱっと辞めて謝ったほうがいいんじゃないかな。次の選挙も近いんだから(ちゃんと謝れば引退するほどではない)
— 平河エリ Eri Hirakawa🏳🌈 | 読む国会 (@yomu_kokkai) 2021年6月7日
私としては、こんな嫌な人は議員辞職して二度と出てこないでもらいたいと思うが。
しかし、立民支持者の中には大甘な人がいて、なんで発言の一部を切り取って議員辞職を迫る人間が多いのかなどと息巻いておられる方もいる。よく見ると、少し前に、小池百合子が五輪を止めたくて仕方がないという噂がある、などとして小池に妙な期待をかけていたのと同じ方だった。
ここではそれらのツイートにはリンクを張らないでおくが、なんだかなあと思ってしまった。