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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

<新型コロナ・16日>東京都で新たに501人  対前週比95・8%(東京新聞)

 全国的にはアルファ株による新型コロナ第4波は収束に向かっているが、東京都など首都圏はそうではないようだ。昨日(6/16)の新規陽性者数は4日ぶりに前週を上回る501人だった。以下東京新聞の記事より。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

<新型コロナ・16日>東京都で新たに501人  対前週比95・8%

2021年6月16日 16時46分

 

 東京都は16日、新型コロナウイルスの感染者が新たに501人、死者が12人報告されたと発表した。都内の累計の患者数は16万7416人で、このうち現在入院している重症患者は45人となった。新規感染者数前週同日と比べて61人増え、1週間平均は、16日時点で対前週比95.8%となった。

 

 年代別では、20代が152人、30代が88人、40代が95人、50代が68人などとなっている。65歳以上の高齢者は33人だった。死者は50代が1人、70代が4人、80代が3人、90代が4人だった。

 

 都は14日から、感染者に対する変異株のスクリーニング検査の対象をインド由来の「L452R」に絞って行っている。新規感染者が変異株「N501Y」にほぼ置き換わり、今後は「L452R」への置き換わりを警戒する必要があるため。16日に新たに発表された「L452R」の感染者は4人だった。

 

東京新聞より)

 

出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article/110915

 

 東京新聞に限らず他紙もNHKや民放テレビなども全て同じだが、未だに「インド由来の」などと書く。デルタ株とかデルタ型などとはほとんど呼ばない。呆れたものだが、上記記事で16日に新たに発表されたデルタ株陽性者は4人だったという。だが検体数やアルファ株陽性者の数等が記事に書かれていないので、東京都の陽性者のうちデルタ株がどの程度の比率を占めるのかは不明だ。

 記事には、新規陽性者がアルファ株にほぼ置き換わったと書かれていることから類推して、昨日の陽性者501人の多くはアルファ株の陽性者なのだろうか。

 ここらへんは、報道する側も取材が不十分なのかもしれないが、東京都の検査態勢が貧弱であることを反映しているのではないか。これでは感染の実態が都民にはよくわからない。困ったものだ。新自由主義者小池百合子の都政には評価できるものが本当に何もない。

 そんなわけで、全国的にはまだ前週比26%減くらいで減り続けている新規陽性者が、東京都など首都圏で下げ止まりの傾向が顕著になってきた理由はよくわからないし、今度の推移も予測しづらい。昨日は増えても今日は減るとかそんな調子だろうから、報道されている通り、緊急事態宣言は沖縄県を除いて予定通り解除されるのだろう。岡山と広島を除いてマンボウとやらに移行するらしいが。