kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

高市早苗への質問で株を上げた膳場貴子と、化けの皮が剥がれた安積明子(呆)

 安積明子が眞子氏を誹謗中傷した件で思い出したが、今回の自民党総裁選をめぐってもっとも株を上げた報道人は膳場貴子であり、逆に本性を露呈したと思わせたのが前記の安積だった。安倍晋三の支援を受けて総裁選への出馬を表明したネオナチ系極右政治家・高市早苗に対する膳場氏の質問と、それを報じたスポーツ紙の記事に対する安積の反応が、あまりにも対照的だったのだ。

 

news.yahoo.co.jp

 

 以下に膳場氏の質問を引用する。

 

 質疑応答で指名された膳場アナは「TBS報道特集の膳場です」と名乗ると、高市氏は初めてその存在に気付き「あ、膳場さんですか。こんばんは」と思わず、驚きの声を上げ、笑顔を見せた。

 

 膳場アナは「こんばんは」と早口で応じたあと、「政権構想では、経済的な弱者や格差の解消にほとんど言及されていないので、どういうお考えなのか是非、おうかがいしたいと思います」と質問すると見せかけ、「ちなみに、高市さんは2012年の『創生』日本の研修会で、社会保障を考える文脈でこういうことをおっしゃってます」と続けた。

 

 そこから「『さもしい顔をしてもらえるものはもらおうとか、弱者のフリをして、少しでも得をしようと、そんな国民ばかりいたら日本が滅びる』こういう風に発言してらっしゃいます。あの、困窮する国民をどういう目でみてらっしゃるのか、確認をさせてください。その上で、この発言について弱者への視点が欠けている不安、批判の声があるが、どう受け止めているか聞かせて下さい」と迫った。

 

 人気アナの戦闘モードに、最初は笑顔だった高市氏も次第に表情はこわばった。「恐らくその発言は、民主党政権の期間中に、生活保護の不正受給が非常に多かったという問題にどう取り組むか、という議論を自民党の「創生」日本の有志でしていた流れででの発言だと思う」と注釈。さらに「現在も残念ながら新型コロナウイルスで痛んでいる事業者のみなさまへの支援の不正受給があるけれど、あのころ、いろんな方法で生活保護の不正受給をするという方がいた。でもこれはみなさまの大切な税金ですので、私はこうした福祉は公正公平が原則であるべきと思っている」と話した。(後略)

 

(デイリースポーツ 2021年9月8日 23:30配信)

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/5fdf499ab15de6618af260f8341f4b74477dc245

 

 この記事に安積が書いたコメントを以下引用する。

 

これは正確な内容ではありません。高市氏は「当時は生活保護の不正受給問題があり、それについて述べたものだ」と答えています。膳場氏はその前提をはしょって、一般論として質問しています。

 

生活保護の不正受給問題は社会保障の本旨を歪める社会的不正義です。それが蔓延すれば日本は滅びる(財政面だけではなく精神面も)というような表現は、間違っていることではありません。

 

なお「高市氏の笑顔が消えた」という表現も誤解を誘導するもので、そもそもこういう問題について政治家がニヤニヤ笑いながら答えるべきものでしょうか。会見現場にいて目にしたのは、誤解を生じやすい質問に対して真剣に答えようとする高市氏の姿でした。

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/profile/author/azumiakiko/comments/posts/16311188957581.3e33.22751/

 

 これを読んで、なるほど、安積というのは2012年の「生活保護不正受給」バッシングで片山さつきらの片棒を担いだ唾棄すべき人間だったんだなと理解した。生活保護で本当に問題なのは受給率や捕捉率の低さであり、片山や安積らが繰り広げた「不正受給批判」は受給率や捕捉率をさらに押し下げる作用しかもたらさない。新自由主義を「強者による社会の再階級化」と定義した場合、片山や安積は(極右であるばかりではなく)過激な新自由主義者であると位置づけられる。

 真に憎むべき敵とは、安積明子や片山さつきのような人たちのことをいう。

 一方、NHKアナウンサー時代にエリート会社員と結婚したときには、セレブ路線一直線でどうにも好感が持てなかった膳場貴子が、今回の高市に対する質問に見られるように、もっとも共感できる報道陣になろうとは想像もできなかった。膳場は小川彩佳の2代前にNEWS23のキャスターをやっていたが、河野太郎に甘い顔をして株を下げた小川氏やセレブ臭の強かった雨宮氏よりも、膳場氏がキャスターを続けていた方が良かったのではないかと思った。