kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

最近ネットでよく見る大濱崎宅真氏(選挙プランナー・政治アナリスト)は人間観が浅すぎるのではないか

 最近、ネットで大濱崎宅真氏という30代の選挙プランナーあるいは政治アナリストという肩書きの人の名前をよく目にするが、考えがかなり浅い人だと思う。

 今回の自民党総裁選で、高市早苗が最初の投票で2位になるかもしれないと騒いでいたのを見た時、ああ、この人は(少なくとも今は)ダメだと思った。安倍晋三自民党議員を切り崩しまくったり、ネットでは例によってネトウヨのお祭り騒ぎで高市の名前ばかりが目立っていたが、高市が地方の党員票まで掘り起こして河野太郎岸田文雄を脅かすはずもないことは目に見えていたからだ。案の定、高市の得票は岸田や河野に遠く及ばなかった。地方の自民党員の間では、高市は決して好感を持たれてはいなかったのだ。

 その大濱崎氏が、今度は「小池新党」について騒いでいるようだ。しかし、4年前あれほど小池に勢いがあった時でさえ安倍晋三の抜き打ち解散になすすべなく惨敗した小池自身が乗っかるはずもない。テレビではよく田中秀征が、小池や上田清司らの動きに期待することをほのめかす発言をしているが、これは田中という人がもはやテレビに出演させるのもどうかと思うほど「賞味期限切れ」になっていることを露呈している姿でしかない。

 大濱崎氏に対する寸評としては、下記ツイート*1に共感する次第。

 

 

 そう、大濱崎氏は人間観が浅すぎる。実社会でもっと揉まれる必要があるのではないだろうか。

*1:ツイートにある「森を見て、木を見ず」というのは諺と逆だが、この逆の形でアガサ・クリスティ推理小説ABC殺人事件』(1936)の最後に出てきた。シェイクスピアの原典と少し違うが訂正する気にはならなかった、と語り手のヘイスティングズが書いていた。