kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎、衆院選東京8区から撤退を表明

 タイトルの通りだが、今朝方以降多方面から推測されていた通りではあった。

 

 

 山本太郎の場合、公示直前に選挙区を決めて落下傘候補として舞い降り、そこのけそこのけ道開けろ俺様のお通りだ、みたいな傲慢な姿勢で、初めて国政選挙に立候補した選挙区だからみんな温かく迎え入れてくれるだろうと高をくくっていたのが大間違いだった。2005年に小泉純一郎がやった「刺客」方式が山本のデフォルトになっているらしく、これは論外だとしか言いようがない。このように、山本が悪いことはわかり切っている。それが大前提だ。

 だが、私が一番問題だと思うのは、今回の騒動で立憲民主党内のガバナンスのあまりの緩さが露呈したことだ。とりわけ、小沢一郎の関与によってハレーションが起きたと思われることは、民主党政権時代の2011年に東日本大震災や東電原発事故の対応で大変だった時期に小沢・鳩山一派がこともあろうに「菅(かん)おろし」をやった時の失敗を未だに克服できていないことをはっきり示すものだ。今回の失敗を検証し、要因を分析した上で再発防止策を講じるという、まともな組織であれば当たり前のことを立民ができるかどうか、これが大きな課題になる。まともにこのプロセスをやろうとしないようでは、立民はお先真っ暗だ。のちほど少し分析してみたいと思う。

 某組に対しては期待するところは全くない。遠からず消え去る運命にあろう。