kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「小川淳也に対する批判、経済認識に対するものは、私は全く同意しません」というyuuki氏は「絶対に譲ってはいけないことや組めない勢力というのはあって、維新はそのカテゴリだよ」と仰る。強く共感した

 話題の小川淳也について、私がもっとも強く共感するのは、下記yuuki氏と仰る方のツイートだ。1983年生まれで専門は強電だが就職は通信(弱電)で、現在は病気療養中。広島県廿日市市の方だそうだ。

 昨日も取り上げた下記ツイートで注目した。

 

 

 yuuki氏の他のツイートをいくつかリンクする。

 下記2件は小川氏のテレビでの発言の紹介。

 

 

 

 それに対するツイート主の意見が下記。

 

 

 しかしそれでもツイート主は小川淳也を擁護する。

 

 

 私は斎藤幸平の著書は昨年末にジュンク堂池袋店で見たものの買わなかった。なんとなく警戒心を持たせるところがあったからだが、その後今年の5月か6月に買った。しかしまだ積ん読のままだ。小川淳也と斎藤幸平の対談というのも、ネットのどこかにあるのかもしれないが読んでいない。

 しかし、小川淳也は2008年8月31日に反貧困キャラバンが高松市に来た時に、「来賓挨拶」だったかでその熱血的ながら少し上滑りしたスピーチを聞いた。同じ立民の国会議員でも、当時参院議員だった植松恵美子(この人は確か小沢一郎がスカウトした人とのことだった)が遅れて会場に来た上にヘラヘラした態度でめちゃくちゃ感じが悪かったが、少なくとも植松とは大違いだった。その後の2人の政治人生が大きく違ったのもさもありなんといったところだ。

 だから、ツイート主の感想には共感できる。少なくとも、元凌雲会だからと切り捨てることはできない。枝野幸男だって元凌雲会の保守だ。ただ、維新に対する見解については小川ではなく枝野に軍配を上げるしかない。維新とは選挙制度の中長期的目標などで合意形成を目指す手はあるかもしれないとは思うが*1、少なくとも「野党共闘」の枠内に入れるべき政党ではないし、維新の方から見てもそんな「野党共闘」の枠内に入ることは百害あって一利なしなのだから、絶対に入ろうとはしない。最初から実現可能性のないことを目指す必要など全くない。

 

 yuuki氏のツイートの引用に戻る。下記の2件は、直近に引用した「小川淳也に対する批判、経済認識に対するものは、私は全く同意しません。」のスレッドの続き。

 

 

 2008年の反貧困キャラバンには積極的に参加した小川淳也がそこまで踏み込めるかどうかが今後の課題といえようか。

 

 

 その気持ちは私もわかる。

 

 

 

 

 

 まあそうなるだろうなあ。

 

 

 馬淵澄夫なんか、2016年に全国的には岡田克也、香川では小川淳也がそれぞれ「野党共闘」に汗をかいてた時、長島昭久細野豪志とつるんで「暑気払い」と称して遊び呆けていた論外の人間だよ。山本太郎がつるんでいる馬淵とはそういう奴だ。私は岡田克也の経済政策は全く買わないけど、野党共闘に尽力して2016年の民進党の負け幅を最小限で食い止めたことは高く評価されなければならないと考えている。

 

 

 まあその通りでしょうね。大串博志は私も全く印象にないが、調べてみたらこの人も旧希望の党だった。本当に、名乗りを上げているのは旧希望の人間ばかりだな。

 あと、yuuki氏のツイートには出てこないが、旧立民系の長妻昭もダメだと思う。あの人も、かつて志位和夫(だったと思う)との握手を拒否した一件があったし、政策は結構新自由主義的で、反共と言っても良いと思う。それに何より「東京8区騒動」では手塚仁雄の上司に当たっていたにもかかわらず手塚をグリップできなかった。ガバナンス(統治)能力にも疑問符がつく。

 

 

 そうなんだよなあ。このツイートにも強く共感する。なお私は基本的にはリフレ派だが、MMTには態度保留というか、意識的に近づかないようにしている。だから経済理論にしても山本太郎に対してプロでもコントラでもないが、むしろプロに近い。しかし、Twitterではびこる某組マニア(あれは選挙で某組に投票した人たちの中でもごく少数派の極端な連中だろう)に対しては、「ヤマシン」の蔑称で呼ぶことを全く躊躇しない。

 

 

 

 実際にウヨウヨいそうだな。

 ギャンブルに負けた代償は、思いっ切り高くつきそうだ。

*1:それというのも、現行の小選挙区制は大阪府以外では維新に不利だろうから。しかも今後にしても、維新がだとう自民を目指す政党ではない以上、小選挙区制は維新にとって不利であり続ける。現に維新と似た立ち位置の政党だったみんなの党衆院選の「一人一票比例代表制」を目指した。党内に多様な意見を抱え、すぐに遠心力が働く党内力学に支配されている立民は、いい加減に小選挙区比例代表並立制を放棄して、小選挙区比例代表併用制を目指すという長期的目標を立てるべきだ。前者を推進した小沢一郎小選挙区で負けたこともあるし。仮に維新と交渉する場合に最大のネックになるのは定数減だろうが、少なくとも最初の段階では定数減を認めず、まず比例代表制を長期目標とすることでの合意を目指すべきだ。もちろんこれらは即効性のある話ではなく、10年とか20年のスパンの話になるが。