井戸まさえ(正枝)氏の選挙事務所は既にポスター等がもうすっかり剥がされている。前にも書いたがあそこは元は居酒屋だった。コロナ禍で界隈の飲み屋はすっかり減ったが、復興の日は来るのだろうか。
転区発表から3週間弱。多くの人々にご協力をいただき、東京15区(江東区)での選挙を戦いました。市民連合や野党の皆さん、そして地元立憲民主党区議団にお支えいただきながら全力を尽くしましたが、議席を得ることはできませんでした。私の力不足です。ご期待いただいた皆様には、お詫び申し上げます
— 井戸 まさえ 立憲民主党・衆議院東京15総支部(江東区)総支部長 (@idomasae) 2021年11月1日
一方で、私が転区したことで4つの選挙区で野党統一候補が誕生し、うち2つで議席獲得となりました。たとえ私自身が議席を得ることはできなかったとしても、この選挙で一定の役割を果たし得たと思っています。
— 井戸 まさえ 立憲民主党・衆議院東京15総支部(江東区)総支部長 (@idomasae) 2021年11月1日
選挙を通じて感じたことについては、今後何らかのアウトプットをして行こうと思っています。
選挙期間中は時間的な制約と、印刷物から事務所賃貸料まで、ことごとく二重となった費用をどう捻出するかといったプレッシャーに押しつぶされそうになりつつ、無我夢中で走りきっていた感が強いのですが、今後は通常モードに戻り、政治家、ジャーナリスト、アクティビストとして活動を再開させます。
— 井戸 まさえ 立憲民主党・衆議院東京15総支部(江東区)総支部長 (@idomasae) 2021年11月1日
落選後の井戸氏の当区(江東区)での発信に注目したい。それと、下記の岩波新書を一度読んでみようかと思った。
岩波からは井戸氏の著書がもう1冊出ているようだ。
井戸氏は宮城県出身、東京女子大で「生涯人間科学」を専攻して博士号をとり、松下政経塾入り(正直言ってここには少なからず引っ掛かる)。その後同塾生((井戸氏と同様、2009年に一度だけ衆院選に当選した元民主党国会議員の勝又恒一郎)と結婚して神奈川県に住むも2002年に離婚、同年再婚してして兵庫県へ。芦屋市から兵庫県議を目指すも落選後、神戸市東灘区から県議選に再度挑んで当選。2009年にはその東灘区が属する兵庫1区から衆院選に挑んで当選。しかし2012年に落選、2014年には出身県の宮城4区から挑んで再び落選、2017年には希望の党ではなく立民から東京4区に挑んだが三たび落選、今回は公示日直前に東京15区に鞍替えして四たび落選した。1勝4敗だから県議選での2勝1敗(兵庫県議会には東灘区から再選されている)と合わせて選挙には3勝5敗であり、小川淳也よりも勝率が高い上に、希望の党騒動の時に小池百合子になびかなかった(あるいは排除される側の特性があったと小池や細野豪志らに判定されたのかもしれないが)点では骨のある人だといえるかもしれない。ただ、今回も含めてなかなか選挙区に恵まれず、比例復活も成らないことは不運だ。
ところで、氏はこんなツイートも発信している。
選挙最終盤、私に関する怪文書が大量かつ執拗にネットに出回り、最終日午後8時前後に削除されています。発信主を調べてみると、なんと、ある国会議員からIT環境整備とWEB制作を受注していることがわかりました。
— 井戸 まさえ 立憲民主党・衆議院東京15総支部(江東区)総支部長 (@idomasae) 2021年11月1日
悲しいかな、「DAPPI」同様の問題が、今回の衆議院選挙をめぐっても発生していたのです。
上記ツイートにはネトウヨからの大量の反応があった。
というわけで、深川警察署。 pic.twitter.com/a4CibmiX4y
— 井戸 まさえ 立憲民主党・衆議院東京15総支部(江東区)総支部長 (@idomasae) 2021年11月2日
「ある国会議員」とは誰なのか*1など興味はあるが、この件は今後進展があるか注目はしつつ、進展がない限りはこれ以上書かないことにする。
もちろん興味深い進展があれば記事にしたい。