本当に、立憲民主党(立民)については知らないことだらけだ。
この朝日の記事は非常に重要な記事です。大事なことを以下にまとめます。
— きょんきょん (@Kyonkyon_senkyo) 2021年11月5日
・私が言及してきた小沢一郎グループの存在が、初めて明確に報道。
・泉健太派(新政権研究会)の設立が確認。人数は20人台半ばとの報道。
・小川淳也の旧赤松派(サンクチュアリ)所属が確認。(続)https://t.co/Yac91jKXB4
リンクされている朝日新聞デジタルの記事は有料なので、途中までしか読めない。
立憲代表選に推薦20人の壁 小川淳也氏クリアできる?協力得た先は
山下龍一、井上昇 小泉浩樹、神沢和敬 2021年11月6日 5時00分
立憲民主党の枝野幸男代表の後任を決める代表選では、立候補するために国会議員の推薦人20人を集める必要がある。衆参で約140人規模の立憲にとって、推薦人のハードルは高い。自民党のような派閥はないものの、政策や考えの近い議員が複数のグループを作っている。そのグループが、どう動くかも焦点となりそうだ。
福山哲郎幹事長は5日、党参院議員総会で「できれば(補正予算案を審議する)臨時国会開会までに代表選は終えたい」と話し、12月初旬までには新代表を決める考えを示した。
代表選の立候補には国会議員の推薦人20人が必要で、党内では「立候補できるのは2、3人まで」(幹部)との見方が強い。推薦人確保のため、グループの動向が注目されている。
20人超のグループ率いる有力候補も
この日は国会内で複数のグル…
(朝日新聞デジタルより)
無料の引用文には大した情報はない。肝心なことは有料部分に書かれているはずだ。私が注目したのは、その内容を示唆する、例の「若き選挙クラスター」氏が書いた文章だ。
小沢一郎のグループについてはまあどうでも良いというか、最終的にキャスティングボートを握るのかもしれないが、現段階ではどうなるかわからない。確か10人くらいだったはずだ。
問題は、泉健太派が「新政権研究会」を作って、それが20人台いるらしいこと。そして代表辞意を表明して、いきなり顧問として入るサンクチュアリに、今話題の小川淳也が既に入っているらしいことだ。
そうなると、小川を推している執行部の人間とは、ほかならぬ枝野幸男だということになる。それなら、泉対小川の対決の構図になれば、立民内の「リベラル」勢が小川に乗っかるのが自然な流れになる。
これまで書かなかったが、私は、枝野の辞意表明の日にさっそく青木理が後継者は小川淳也だろうと予想していたとのニュースのヘッドラインを見て泡を食った。それで急に関心を持って調べ始めたわけだが、正直言って私は立民を過渡的な政党だとしてやや距離を置いて見ていたので、立民党内についてはよく知らなかった。
泉が既に20人以上のグループを作る一方、小川がサンクチュアリに入っているという話が事実なら(おそらく事実だろう)、これまでに持っていたすべての疑問が氷解する。凌雲会出身ながらいち早くサンクチュアリ入りした小川こそ、18年前の小沢一郎に学んでいたのかもしれない。恐るべき小川の計算高さというべきか。あと、旧希望の党の政治家同士の権力闘争という観点からも興味深い。なお枝野幸男もまた元凌雲会の政治家だ。しかし凌雲会自体が元社会党の故仙谷由人が創始したグループだった。
しかしまあ、こんなことになっていようとは夢にも思わなかった。
・引退したサンクチュアリ前会長の赤松広隆が所属する小川淳也の支援を検討
— きょんきょん (@Kyonkyon_senkyo) 2021年11月5日
・サンクチュアリは代表選に関して固まって動く(=派閥的行動をとる)
泉健太派(新政権研究会)は毎日新聞でも存在が報道され、正確である可能性が極めて高い情報です。https://t.co/A1SyXXKHcM
— きょんきょん (@Kyonkyon_senkyo) 2021年11月5日
サンクチュアリの支援が決まったとたんに枝野路線継承、野党共闘支持言い出したら笑う。
— HIDE-O- (@HIDEOTGW) 2021年11月5日
小川さんがサンクチュアリ⁉️
— 〽︎風の歌 (@mayoibito1) 2021年11月5日
何かの間違いだと思いたいところですが、これが現実ですね☠️
いや、紛れもない現実だ。何度も書いたが、小川(つい「おざわ」と入力しそうになってしまった)は何をやるかわからない政治家だ。既に2016年に、凌雲会の保守政治家でありながら参院選香川選挙区から共産党候補を野党統一候補にするのに尽力して、見返りに翌年の衆院選で希望の党から立候補したにもかかわらず共産党に香川1区の立候補を取り下げてもらったことがある。