kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

yuuki氏の某組衆院議員・多ケ谷亮批判ツイートで「『右』も『左』もない『反緊縮』」を批判する論法を学んだ

 少し古いツイートだが、今回の衆院選で当選した某新選組南関東ブロック選出の多ケ谷亮に対する批判ツイートを見かけた。

 

 

 少し前に、高市早苗が積極財政論を唱えているだけで心惹かれたものの、高市所得税率をフラットタックス(均等税)にせよと主張していることを批判した人のブログ記事を引用したことがあるが、単に「積極財政論」さえ唱えていれば「反緊縮」としてみんな仲間扱いする傾向が、あの「反緊縮」界隈の一部(さすがにそんな連中は「一部」だと思いたい)にあるのかもしれない。そんな人たちにとっては高市も「反緊縮」の仲間になる。そして多ケ谷が礼賛した中野剛志、藤井聡三橋貴明の3人は揃いも揃って極右だ。

 

 下記は同じツイート主の同じスレッドでの呟き。

 

 

 

 これで元「国軸の会」の安井美沙子が間違って当選してたら目も当てられなかったな。極右2人、「保守」(山本太郎)1人、左派(大石晃子)1人の構成だから、間違っても左派政党ではなく、平均しても右寄りの政党になる。

 

 私の「目から鱗が落ちた」のは、同じツイート主が過去に発信したツイートのスレッド(前記多ケ谷亮についてのスレッドに下記最後のツイートの再掲が含まれていた)。

 

 

 

 

 そうか。この論法で「『右』も『左』もない『反緊縮』」が批判できるのか。言われてみればその通りだ。

 周知の通り、山本太郎は立民党内最右翼の政治家である馬淵澄夫と昵懇だし、自民党内で安倍晋三系列の極右政治家だった安藤裕(今回の衆院選に出馬せず政界を引退)を「総理大臣になって欲しい政治家」と賛美していた。それに対して、山本が信奉する「『右』も『左』もない『反緊縮』」が、「政治の意思の部分をぶっ飛ばしているから」そんな野合が成立してしまうという説明及び批判ができるわけだ。

 これまでにも書いてきたように、この手の極右論者を多数引き入れた、MMT理論歪曲系の「反緊縮」論には意識的に近づかないようにしてきたが、今後は今回学んだ論法を活用して積極的に批判していくことにしようかと少し思った。

 まだ「少し」だけだけど。