日本シリーズ第3戦は3度の逆転が起きるシーソーゲームでヤクルトが連勝した。
ヤクルトが西武とやった1992年の第6戦を思い出したが、あの試合は5度の逆転があった上に9回表に秋山幸二の同点打があり、延長10回裏に秦のサヨナラ本塁打で6度目の逆転劇を阻止してヤクルトが勝ったのだった。さすがにその試合には及ばなかった*1。
しかし今日の第3戦は近年の日本シリーズでは屈指のシーソーゲームだろう。3度の逆転くらいならそれなりにありそうだが*2、1993年以降のシリーズではあまり思い出せない。2015年に唯一ヤクルトが勝った第3戦(山田哲人が3打席連続本塁打を放った試合)はどうだったかと思って調べてみたが、逆転は2度だけだった。ことに最近はパ・リーグが毎年セ・リーグを圧倒していたので、33対4とか26対4とか同一カード8連敗とかそんな話ばかりが思い出される。
今まで一番面白い日本シリーズだと思ったのが前記の1992年だが、今年も第3戦までは結構いい線を行っていると思う。
そうそう、マクガフが抑え切った試合の生中継をやっと見ることができた。思い出したが、東京五輪の野球の決勝戦でマクガフ(アメリカ)がダメ押し点を取られた試合を終盤戦だけ生中継で見ていたのだった。へそ曲がりの私はあの試合が面白いとは全く思わなかった。でも凶の試合は面白かった。両チームともミスも好プレーもあり、紙一重の差でヤクルトが勝ったのだった。勝負は時の運。明日以降どうなるかはわからない。