kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本シリーズ第6戦、ヤクルトが延長戦を制して20年ぶり日本一

 タイトルの通り。2021年のプロ野球日本シリーズは、ヤクルトがオリックスを4勝2敗で破り、20年ぶり6度目の優勝を決めた。

 9回1失点のオリックス先発・山本由伸の投球は本当に素晴らしかったが、ヤクルトの継投策も今日はみごとに決まり、オリックスに勝ち越しを許さなかった。延長12回の二死無走者から塩見の安打とパスボールでつかんだ二死二塁のチャンスで決勝打を打った川端の安打は実に渋かったが、渋いといえばも5回裏のオリックス・福田の同点打も渋かった。2人の適時打を見ながら、第2戦のヤクルト・青木の先制打(決勝打)を思い出していたが、あのヒットも実に渋かった。この3人の技ありのヒットに象徴される好試合続きだった。

 6試合がすべて2点差以内、うち5試合が1点差という接戦続きで、結果的に6戦で終わったが、12回表に簡単に一死、そして二死になった時には、もしかしたら今日引き分けて明日は負けて第8戦まで行くんじゃないか、第8戦は神戸か京セラドームかどっちでやるんだろうかと思った。得てしてそんなことを考えると試合が動く。最後は、まさかのマクガフの連続イニングまたぎでの胴上げ投手。これまで「クローザーには荷が重い」などと書き続けてきて済まなかった。高津監督が正しかったようだ。

 第4戦と第5戦は見られなかったが、6戦中4戦までテレビの生中継にかじりついた。こんなことはいつ以来だろうか。

 本当に素晴らしい日本シリーズだった。