kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ヤクルト、25年ぶりに東京ドームで読売を3タテ

 ヤクルトが9回表に読売の新守護神・大勢を打ち崩し、このカード3連戦3連勝を記録した。

 東京ドームの読売戦3タテは最近全然記憶になかったのだが、やはり1997年以来25年ぶりだったらしい。スポニチに出ていた。

 

news.yahoo.co.jp

 

 以下引用する。

 

 過去にヤクルトが敵地・東京ドームで巨人に3連勝したのは、ともに野村政権の92年5月1~3日、7月24~26日と97年6月3~5日、9月13~15日の4度。今回は25年ぶり5度目となった。過去4度の92年と97年はともにヤクルトがリーグ制覇を成し遂げた。まだシーズンの3分の1も消化していない状況ではあるが、データ上ではヤクルトのセ・リーグ優勝確率は100%となるがどうか。

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/a267fbcc8d02dee0f99068e9bb2fd11f4a8c370c

 

 1992年は東京ドームで勝ち越したが神宮で負け越して対戦成績13勝13敗だった。1997年は19勝8敗で神宮でも東京ドームでも強かったが、読売主催の大阪ドーム吉井理人が読売ファンにレーザーポインターを照射される妨害を受けるなどして連敗した。

 1992年はヤクルト黄金時代の最初の年で、1997年は最後の年だった。1992年は9月に9連敗して苦しんだが、9連敗の9敗目が東京ドームでの9回逆転サヨナラ負けだった。しかし同じカードの2戦目と3戦目に勝って、阪神・読売との三つ巴の優勝争いに生き残ったのだった。この年は阪神と最後まで熾烈な優勝争いを演じた末に勝った。昨年と似ている。

 ああいう激戦に勝つことがチームを強くするには一番だ。翌1993年は読売に負け越したが前年優勝争いをした阪神をカモにした。それが阪神戦で苦しんだ2位・中日との争いを制する結果につながった*1

 今年はどうなるかわからないが、これまでの戦いぶりを見る限り、昨年の激戦を勝ち抜いたことが財産になっているように思われる。レギュラーシーズンもさることながら、日本シリーズの勝利も大きかった。1992年は日本シリーズに負けたとはいえ激戦だった。もっとも、オリックスはこれまでのところ思わぬ不成績だけれど。

 ここ20年くらいは東京ドームや甲子園では勝てる気が全くしなかったが、昨年後半あたりから久し振りに野村監督時代の感覚が戻ってきた。何も常勝チームになって欲しいとは思わないが、たまにはこういう時期があっても罰は当たるまいと思う今日この頃。

*1:中日との直接対決では今中と山本昌に計11連敗を喫して1勝もできず、トータルでも11勝15敗で負け越した。