kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎の周りで急に遠心力が強まった

 最近どういうわけか、かつての小沢一郎一派や現在の山本太郎に親和的だった政治のプレーヤー(現職・元職の国会議員ら)たちの間に遠心力が働き始めたように見える。

 たとえば、極右政党とされる参政党という政党(最近まで知らなかった)になびく者が出てきた。この党の「参議院議員全国比例区支部長」*1には、かつてオザシンの間で人気を誇った極右の大学工学部元教授・武田邦彦が名を連ねている。その参政党に、昨年の衆院選で千葉9区から×××新選組公認で立候補して落選した三井義文が参加した。

 

 

 もっとも三井が参院選で同党から立候補するかどうかは知らない。立候補はしないのではないかとの噂もあるようだ。

 また、2019年の参院選比例区立憲民主党公認で当選したもののその後造反して消費税廃止で山本太郎とタッグを組むなどしたのち、新立民には参加せずに無所属の参院議員を務める元レスラー*2須藤元気は、参政党「ボードメンバー」の筆頭に表示されている神谷宗幣なる元自民党衆院選候補者(2012年に大阪13区から立候補して落選)と意気投合したことをツイッターで報告した。

 

 

 かつて共産党府中市議だったが一昨年の東京都知事選で山本太郎を応援した際に従軍慰安婦の歴史を否定する歴史修正主義のコメントを発して共産党を除籍された結城亮も、参政党に参加したという。

 

note.com

 

 さらに、2012年衆院選比例東京ブロック日本未来の党から立候補して落選した橋本久美は、なんとあの15年前にネトウヨの間で大人気だった維新政党・新風に所属している。

 

 

 維新政党・新風なんてまだ存在していたのかと、そちらの方に驚いた。

 なお、橋本は出発点ではみんなの党だったらしい。

 

 元×××の大西恒樹は三宅洋平とつるむようになった。

 

 

 なぜ急に山本太郎の周りで、これまでの求心力に代わって遠心力が働き始めたのかは不明だが、おそらく山本自身が純化路線を強めている影響だろう。

 鍵を握るのは今年の参院選での×××新選組の得票率だ。

 私は同組の党勢が今後上向くことはあり得ないと考えているが、組の崩壊が早いか遅いかの問題がある。組の崩壊は簡単だ。あれは山本太郎の独裁政党だから、山本が投げ出せば組は終わる。山本が投げ出さなければ、山本は権威主義者たちにとっては得難い存在なので、緩やかに党勢が縮小する程度にとどまるだろう。

*1:紛らわしい呼称だがいうまでもなく参院議員ではない。おそらく今夏の参院選候補予定者であろう。

*2:総合格闘家」を名乗っているようだ。