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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

泉健太の立民代表辞任を求めると、一部の人たちが言う「限界系」になってしまうのか?

 泉健太の立民代表辞任を求めると、一部の人たちが言う「限界系」になってしまうんだろうか。

 

 

 

 下記のツイートにも同感だ。

 

 

 

 

 政党としては確かに違う。山本太郎及び彼の政党には、ショートカットして目標にたどりつこうとしたがる傾向が強いが、それは野党第一党にはできない。

 しかし両党の支持者の心情は驚くほどよく似ているとは、私もしばしば感じる。両党の支持者同士の反目は近親憎悪みたいに見えるとは、このブログにも先日書いた。

 問題は、だからといって政党として×××新選組にすり寄ると痛い目に遭うことだ。共産党は2019年にそれをやってしまい、それだけのせいではないが今では共産党政党支持率は×××新選組とさほど変わらなくなってしまった。共産党も昨年の衆院選と今年の参院選に連敗したが*1志位和夫が立民の泉健太と同様に党のトップに居座っていることから、共産党支持者たちの間でも志位への批判者が増えている。

 新選組みたいなあり方を追求してある程度の結果は出せるとなれば、新選組よりもさらに極端な参政党のような政党が出てくるのも当然だ。

 民主系についていえば、のちに維新を結成することになる橋下徹に対して、2009年の衆院選前に甘い顔をしていたことが大問題だった。当時の民主党政権交代を目前に控えて日の出の勢いだった。その頃に維新に秋波を送っていたのが鳩山由紀夫であり、小沢一郎だった。うち小沢は、民主党をおん出たあとも「私の意見は橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていた。2012年の衆院選を控えた頃のことである。

 2019年に新選組山本太郎)にすり寄った志位和夫は、相手こそ違え、鳩山や小沢と同じ誤りを犯したと私はみている。さらに泉健太も鳩山・小沢・志位らと同類だと考える。維新批判を弱めよとする党内の意見に泉は「理解を示した」らしいしね。

 「限界組」のレッテルを貼って人を敵味方に分けるよりも、自らが支持する政党のあり方を支持者がきっちり批判できるようになる方が必要だろう。もっとも、「限界系」のレッテルを貼りたがる傾向が強く、かつその中でももっとも影響力が大きいと思われるさる御仁は、かなり思い切った志位和夫批判をなさっているようでもあるが。

*1:但しその間に党首が代わったわけではないので、立民ほど衆院選参院選の結果の落差は大きくなかった、というより両選挙で同じような負け方ではあったが。