下記記事のコメント欄より。
甘いな。根拠のない陰謀論だ。
最近は左右のポピュリズム界隈で、財務省を悪者に仕立てておけば事足れりとする低能な陰謀論がまかり通っている。私は財務省悪玉陰謀論は財務省そのものと同じくらい悪質だと考えている。
上記コメントにしたところで「軍事費は増えないと思いますよ」と何の根拠もなく言っているだけだ。私の大嫌いな某ヨニウム大先生が内田樹を批判した理屈がコメント主にも当てはまる。こと戦争に関しては「根拠のない楽観論」でしかない。なぜそういう楽観論に走りたがるかというと、それはコメント主が財務省悪玉説という陰謀論を消費する娯楽を享受したいからだ。手前勝手な願望をコメントに反映させたものでしかない。
軍事費は増える一方で、社会保障費や公共事業費は減り、日本が戦争に参加する可能性も高まる蓋然性が高い。なぜなら、政治権力がその方向に進もうとしているからだ。
前回の「崩壊の時代」は戦争で終わった。今回もそうなりかねない。ただ、「二度目は笑劇として」終わるのだろうけれど。
「軍事費が増えると、他の予算が減らされる」と思っているんですよね。
「全体の予算の額は増えない」
「予算が増えない以上、限られた予算で、パイを分け合うしかない」
そういうのが、隠れた前提になっているんですよね。
日本人のほとんどは。
ブログ筆者も。
実際は、財務省のことなので、軍事費にも、社会保障費も、その他政府の費用は、一切増えないと思いますよ。
増税だけが予定通り行われる。