トランプ当選。たとえばTBSのニュース(news23とか報道特集など)を見ていると、少し前からそういう情勢だったことはわかっていたが、ネット情報を見ると投票日直前でハリスが巻き返したとかトランプが地滑り的圧勝をするとかいろんな情報が入り混じっていたので特に書かなかった。
結局、民主党候補がバイデンからハリスに代わってハリスが一時トランプを逆転した少し前くらいに三春充希氏が示した慎重な見方が当たってしまった。2016年のヒラリー・クリントンもそういう負け方だったのかもしれない。
トランプ当選のデメリットは、ウクライナ戦争やイスラエルに関する悪影響も大きいが、私が一番懸念するのは気候変動問題に対する巨大な反動を起こすことであって、日本でも右派やかつてのオザシン(小沢一郎信者)などに顕著に見られた「地球温暖化陰謀論」が息を吹き返して、下手をすると取り返しのつかない事態を招いてしまうのではないかと憂慮している。それでなくても日本の世論は世界的にみてガラパゴス的状態にあって、気候変動ないし人為的な原因による地球暑熱化の問題への関心が、安倍晋三復帰以来の12年間でむしろ後退していたが、それにトランプという世界的な脅威が加勢するわけだ。トランプ当選は2024年最大の災厄、超バッドニュースだ。
トランプ勝利は、気候変動にとって最悪。これで世界はもっとも重要な時期に前回の分とあわせて8年も無駄にするどころか、8年間の後退を経験することになる。今後4年間で気象災害後に見捨てられる人たちや、トランプ後も数十年から数百年残るであろう負の影響を受ける人を思うと心が痛い。
— 気候変動の向こう側 🌏 (@Beyond_Climate) 2024年11月6日
でも、立ち止まっている時間も嘆いている時間もない。民主主義も気候も必死で守らない限りあっさり奪われ壊される。2016年の経験がある。最悪の状況の中でも気候変動を止めるためにローカルから自治体、州、国際レベルで米政府抜きのムーブメントを起こせるのは知ってる。壊されたらまたつくればいい。
— 気候変動の向こう側 🌏 (@Beyond_Climate) 2024年11月6日
失望とか絶望とか、悲しいとか腹立たしいとか、そういう個人的な感情なんてすぐに置き去りにできる。自分のために健康な気候を取り戻したいわけじゃない。自分のためならとっくにやめてる。これからも変わらず、いや、今まで以上に気候変動の科学と公正の問題について発信していきます。未来のために。
— 気候変動の向こう側 🌏 (@Beyond_Climate) 2024年11月6日
そういえば選挙結果が出る前の11月4日に発信された高野勇斗江東区議(立民)のnoteが印象に残っていたのだった。
米大統領選2024備忘録
高野はやと@江東区
2024年11月4日 10:39
民主党→産業構造転換に伴う新産業に集中投資
⭐︎農家も街レベルで製造業の衰退の影響を受けてきた、がしかし→気候危機→農家の収穫減→気候変動対策=エネルギー政策→民主党
◯雇用政策も移民政策も相互に関係。女性、LGBTQ、人種含め、徹底的に多様性と人権重視の方向に一切間違いなし。ここは基本軸。
◎本腰入れて、気候危機/エネルギー対策。産業構造の転換に伴う雇用対策。気候危機だけはありとあらゆる産業に影響。資本主義に固執し再分配を忌避する勢力に対し、政治の側から手を加え、制度そのものにイノベーションを起こそうとしなくても、自ら瓦解してしまうほどのスピードで気候危機は深刻化する。米や野菜などの作物に影響するというのは、もはや食糧の危機。
猛暑熱中症対策から、脱炭素、再生可能エネルギー分野への投資と雇用転換含むエネルギー政策まで、貧困格差、差別、安全保障などあらゆる分野に波及する気候危機対策に、徹底的にリソースを集中。
実際何も作っておらず、エアコンの効いた空間にいる都市労働者にとって、この問題は気づきにくいが、臆するな。次世代のためにやる。ある程度、政策全般を網羅している政治家は、この分野のカテゴリーキングになるほど全リソースを集中する。気候危機で瓦解する速さを超えるほど習熟を加速すべき。
追記:積極財政というのは、産業と雇用を含むエネルギー政策を一気に転換させるためにやるもの。民主主義の弊害でもあるが、資本主義とその既得権があれば、この大転換は難しい。国債を発行し、化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトを雇用の移動から価格の補償含め一気にやる。
追記2:「激甚化する災害に対し対策を」と誰もが言ってますが、激甚化の原因は気候危機です。気候危機の原因はCO2の増加。CO2増加の原因は、化石燃料を主としたエネルギー使用量の増加、自然破壊、つまりは経済活動によるものです。経済活動は成長を追い求めれば際限なく増えます。防災だけを考えないように。
高野はやと
地元にこんな政治哲学を持った政治家がいるのかと感心した。
高野区議の先日のさる発信を境に、当区選出の衆院議員の支持者たちが発するSNS等の発信から、なんとなく高野区議が敬遠され気味なのではないかという空気を感じるのだが、杞憂であれば幸いだ。
衆院議員、区会議員、支持者の三本の矢の結束(サンフレッチェ)がなければ今後の道を切り開くことはできないと思う今日この頃。
最後はまた現在の地元の話に戻ってしまった。