連合会長の芳野友子がまた立民と民民に政策合意を呼びかけている。
連合会長、立民・国民の政策協議「焦らず議論し合意を」 - 日本経済新聞 https://t.co/x7seWgE9vm
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
しかし私は、上記Xについた下記コメントのXを支持する。
変質してしまった国民民主党、もう
— なんで🤦ちゃん🍡 (@88Feeling) 2024年12月9日
別々に進んだほうが良いと思いますけどね。尊厳死、手取りの考え方、etc.ポピュリズム化。
きっと不倫問題以外も絶望感もつ組合員達、増加中だと思いますよ
衆議院選挙も国民民主党に
好き放題されて。常に立憲袋叩きが国民民主党の支持率向上に繋がっている状況。
立民は、少なくとも今の民民と組むべきではない、というより組んではならない。
夜警国家を目指そうとしている人間はともかく、両党は労働組合にかつて程にはないにせよ支えられた政党です。今のところはという注釈付きですが。岸田文雄は自民党は労働組合に支えられた政党ではなく自由主義社会を守るための政党だと発言した報道がありましたが、労組も自由主義社会を守る団体です。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
かつてというか少し前はそうだったかもしれないけれども、今の民民はポスト主が「夜警国家を目指そうとしている人間」と書いた時に想定しているに決まっている、玉木雄一郎という維新よりももっと過激な究極の新自由主義者に牛耳られ、支持層のおそらく8割くらいはその玉木を熱狂的に支持する人たちだ。少なくとも「玉木バブル」が弾けるまでは立民は動くべきではない。立民と維新との参院選候補一本化構想も邪悪だが、今の玉木にすり寄ることはもっと邪悪だ。
特に若年層に玉キッズたちが目立って多い。
下記は11月17日のkazukazu氏(イギリス在住)のX。
現役世代、特に若者がネットでのデマに弱い、人間としてのモラルの指針が狂っているというのは、国全体としてかなり厳しい→「国民民主党支持層の7割近くは斎藤氏に入れた」「10~50代の投票先は斎藤氏がいずれも4割以上を占めてトップに。特に10~20代の若者の投票先の7割近くは斎藤氏だった」 https://t.co/7LB5xcBmTq
— kazukazu (@kazukazu881) 2024年11月17日
そして下記は昨日(12/8)の同じkazukazu氏のX。
18−39歳の立憲の支持率が2.1%ってかなり厳しいな。若者の左派政党の支持がかなり少ないのは、日本は先進国の中では珍しい部類ではある。 https://t.co/K82JEnyszn
— kazukazu (@kazukazu881) 2024年12月9日
私は立民が左派政党だとは思わないが、この支持率2.1%というのは本当に危機的だろう。よく言われることだが、18〜39歳では共産党の支持率も低く、左派を自認する人たちの支持が党名に元号を冠した政党に流れるという倒錯した傾向が顕著だ。
#NHK世論調査 2024年12月
— NHK選挙報道 (@nhk_election) 2024年12月9日
【支持率高い政党 年代で違い】
年代ごとに
最も支持率の高い政党を見ると
50代以上では「自民」
40代以下では
「自民」と「国民」が
きっ抗しています。
↓詳しくは #NHK選挙WEB https://t.co/LU5qlF7ks7 pic.twitter.com/46Crs7GwmK
レバ子氏のXに戻る。
岸田文雄は「労働組合が自由主義社会には適さない」と言っているようにも聞こえます。本性はそうなんでしょう。労組も全体主義とは闘ってきました。民社党ほどではないにせよチリのピノチェトクーデターを賛美したのは自民党です。呆れた物言いです。岸田の言う自由主義社会はクーデター可ということ。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
裏を返せば、1973年にチリでピノチェトが起こしたクーデターを自民党以上に熱心に支持したのが民社党だったのが歴史的事実だということだ。韓国の尹錫悦のクーデター未遂では、維新前代表の馬場伸幸が馬脚を現したが、玉木も馬場と同じ心情だったのではなかろうか。
尹錫悦のクーデターは記憶に新しいですが、そもそも韓国軍事政権や右派とつるみ光州事件など明らかな人権侵害に目を瞑り、全斗煥と癒着していた政党が自由主義社会を守るとは随分な冗談ですね。岸田文雄は過去の自民党に向き合っていないから、そういう事がポロッと出てしまう。詐欺師の政党。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
1980年に戒厳令を出して権力を奪った全斗煥の時代もさることながら、その前年の秋に射殺された朴正煕時代の日韓の癒着は本当にひどかった。1973年の金大中事件とかね。1973年当時私は小学生だったが、金大中事件で朴政権が大嫌いになり、高校生時代には口を開けば朴正煕の悪口を言っていた。朴も1972年に戒厳令を出して独裁政権を握った人間だった。その朴が暗殺されたのは1979年10月のことで、全斗煥が軍隊内でクーデターを起こしたのが同年12月、光州事件で戒厳令を出したのが1980年5月だった。今回の韓国のクーデター未遂の前段階として、前記1979〜80年頃の政治の状況に戻そうという反動的な動きが韓国で起きていたといえるのではないか。そして韓国内でそれを後押ししたのも、日本と同様に主に男性の若年層だったようだ。今の日本も、1979年秋の衆院選を思わせるような今年10月の衆院選の結果を、来年(2025年)に1980年と同じように衆参同日選挙を行うことでチャラにしようという策略を自民党安倍派らが進めているように私には思われる。野党や(安倍の政敵だった)石破茂はそんな動きに乗っかってはならない。
以下は税制の話。
タックスヘイブンのお陰で本来は国家の収入になるべき税源が兆円単位で流出していることを一応日本で左翼、リベラルと自称しているならもっとそれを主張せねば、結果として右派の減税理論に飲み込まれるだけ。適正な税制度のための課税強化は増税主義ではないです。再分配の理念です。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
これは当然の主張なのだけれども、「リベラル・左派」の多くが「右派の減税理論に飲み込まれ」ている。元凶の一人である山本太郎が最初に消費税減税を唱え始めた頃には所得税・法人税の増税、特に金融所得課税の強化がセットになっていたが、いつの間にか「消費税減税・廃止」が一人歩きし、さらには「減税」の2文字だけが強調されるようになった。その主唱者が玉木雄一郎だ。
玉木は税金を使う側ではなく払う側に立つという。要するに富裕層の側に立つと明確に宣言したわけだ。私は1978年にアメリカのカリフォルニア州で起きた「納税者の反乱」を肯定的に捉えてはならないと、その動きが起きた高校生時代に教え込まれ、それに納得した。その立場はもう半世紀近く変わらない。だから2010年に河村たかしの「減税日本」をブログで散々批判するなどしたが、日本の、特に若年層の意識はその頃よりもさらにネオリベの度合いを強めているようだ。その尖兵が民民支持層である。先般の名古屋市長選でももっとも強く広沢一郎を支持したのは民民支持層だった。元中日ドラゴンズの山本昌が大塚耕平を応援した理由はよくわからないが、ドラゴンズ応援を売り物の一つにしている河村たかしは山本昌に怒り心頭かもしれない。
配るぐらいなら取るなという理念が極右の理念なのだから、それに対する勢力はもっと再分配を意識せねば増税主義としか見られないです。大きな政府というものは全体主義のような響きがありますが、多国籍企業に対抗するには単純に政府一つじゃ全く足りない。課税逃れ摘発のための国際連帯は必要。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
「配るぐらいなら取るなという理念が極右の理念」というのは本当にその通りだ。これは社会民主主義者にとってはあまりにも当たり前の常識なのだが、来年の参院選がまたも政党要件維持を賭けた戦いになるはずの社民党にさえ、この当たり前の認識が共有されているようには私には見えない。
国際連帯の形は今後国境を越えて広がった多国籍企業の税逃れとイタチごっこが始まります。日本においてそうした連携の形は非常に弱いです。バブル景気はもう来ない。新しい産業を生み出すために多国籍企業の攻撃的で組織ぐるみの逃税手法をとことん追い詰めるような理念が必要です。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
そうした理念が曖昧なままに単純に野党を一本化するという手法は結局公共の不信をさらに煽るだけ。アウトサイダーは当然それを茶番だと攻撃する。野党間の予備選挙はそもそも公職選挙法に触れる可能性もあるばかりではなく、野合に見られます。ハリスがチェイニーと手を組んだ。これが野党共闘ですか?
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月9日
「レバ子」氏が発したのは、上記のような筋道に立った上での野田佳彦の立民と吉村洋文の維新との参院選候補一本化合意に対する批判だったということだ。それを、某軍師に好意的に言及された人物には言われたくない云々というのは、それこそ謂れのないいちゃもんあるいは言いがかりに過ぎない。
再びkazukazu氏のタイムラインを覗いてみたら、下記「北守さん」(藤崎剛人)氏のXが目を引いた。
これはよくない傾向。新自由主義の方向に引っ張られている。近代の行政国家において、一般に減税は貧困層から富裕層への所得移転。財源があるなら支払った者に返す(普通は富裕層ほど多く返される)のではなく、福祉や再分配に回せばいいだけ。左派も言説を変えよう。https://t.co/URZ8A6wRMg
— 北守さん (@hokusyu1982) 2024年12月9日
「一般に減税は貧困層から富裕層への所得移転」。これまたあまりにも当たり前の言説であり、だからこそ前述の「レバ子」氏が「配るぐらいなら取るなという理念が(経済)極右の理念」と書いたわけだ。「財源があるなら支払ったものに返す」とは、「富裕層に多く返す」ことにほかならない。
なお私は「再分配こそ正義」という観念が広く共有されなければならないと考える。
最後はおまけ気味。
50代の氷河期世代が他の前後の世代に比べても突出して自民党とれいわ支持が高いのは何なのだろうか。この世代は国民・立憲の支持も低い。 https://t.co/iXVVOXsn8H
— kazukazu (@kazukazu881) 2024年12月9日
これはよくわからない。新選組の支持は確かに以前から就職氷河期時代の人たちに暑いのだけれども、なぜ自民党の支持率まで高いのだろうか。
そこで、いつものように三春充希氏のXを見に行った。まず政党支持率。
12月9日現在の政党支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2024年12月9日
無党派 32.8 %
自民 28.1 %
立憲 10.6 %
国民 8.4 %
維新 4.5 %
公明 2.7 %
れいわ 2.7 %
共産 2.7 %
参政 0.9 %
社民 0.7 %
みんな 0.1 %… pic.twitter.com/7du0VV20TM
12月9日現在の政党支持率の平均(10%未満拡大)
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2024年12月9日
無党派 32.8 %
自民 28.1 %
立憲 10.6 %
国民 8.4 %
維新 4.5 %
公明 2.7 %
れいわ 2.7 %
共産 2.7 %
参政 0.9 %
社民 0.7 %
みんな 0.1 %… pic.twitter.com/egrgfzvuiS
続いてリアルタイム得票数推定。
12月9日現在のリアルタイム得票数推定
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2024年12月9日
自民 1598 万票
立憲 1093 万票
国民 901 万票
公明 533 万票
維新 527 万票
れいわ 345 万票
共産 341 万票
参政 129 万票
社民 103 万票
みんな 17 万票… pic.twitter.com/WmmUhWKFAM
12月9日現在のリアルタイム得票数推定(1000万票未満拡大)
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2024年12月9日
自民 1598 万票
立憲 1093 万票
国民 901 万票
公明 533 万票
維新 527 万票
れいわ 345 万票
共産 341 万票
参政 129 万票
社民 103 万票
みんな 17 万票… pic.twitter.com/4vtUm4kyiH
こりゃ民民は来年に衆参同日選挙をやってほしいだろうな。
東京15区では、金沢結衣は今度は民民に接近するのではなかろうか。もっとも東京15区と民民とは相性がものすごく悪そうだけれども。
そういえば、どこかのXで見たのだが、玉キッズに白眼視された民民の人が3人いる(いた)、それは鳩山紀一郎、井戸まさえ、高橋茉莉だとのことだ。このうち高橋茉莉氏の話は間違っても笑い話にはならない。高橋氏は玉木、民民(のうち、特に極右の地方議員)、玉キッズらの冷酷非情さの犠牲になった。名前のよく似た高橋まつり氏が電通の犠牲になったことと対をなしている。