現時点では「玉木・立花主要打撃論」で良い。夕刊フジやスポーツ紙など、本当に瀕死の(夕刊フジなんかネットのzakzakともども死期が既に確定している)「オールドメディア」が文春などのまだ余裕のある媒体を「オールドメディア」として非難する姿は滑稽でしかない。週刊文春の先週号は現物を買ったが、そこには立花孝志が自死した不倫の証拠さえ示し得ていないと明確に主張されている。また「公用PC」のフォルダのタイムスタンプが副知事の片山が公用PCを押収したあとの日付になっていることから、押収したあとにUBSからコピーされたものであることに疑う余地はない。県民局長は立花や片山らによって「死人に口なし」にされた。しかし立花一派はネットで「嘘も百回言えば真実になる」を地で行く猛攻勢をかけており、兵庫県の有権者の比較多数はそれを受け入れて斎藤元彦を兵庫県知事に再選させてしまった。
この件に関して、少し前に弊ブログにいただいた下記コメントを紹介する。
匿名意見
明らかに悪の本丸は立花だ。斎藤元彦もろくでもない気質の人間だが担がれた神輿*1に過ぎないし、同様にろくでもない気質の折田楓に至ってはその神輿の担ぎ方に瑕疵があったに過ぎない。真の巨悪・立花(懲役刑の執行猶予中の犯罪者)に照準を絞らなければならない。しかしその立花を庇い立てるのがスポーツ紙である。世間がまだ折田折田と言っていた頃に照準を立花に当てたTBSの『報道特集』(11/30)は良かった。
また、玉木雄一郎についてはさとうしゅういちさんからコメントを2件いただいた。
そういえば、立花予備軍ともいうべき石丸伸二や元維新の音喜多駿らと江東区の飲み屋でつるんだらしい須藤元気のXがプチ炎上したのだった。
昨日は石丸伸二さんが「磯幸」に来てくれて、サシで一杯やらせて頂きました!
— 須藤元気@絶賛浪人中 (@genki_sudo) 2024年12月11日
途中で音喜多さん、高橋さんが参戦して、なぜか腕相撲大会(笑)楽しい忘年会になりました!#須藤元気 #江東区 #東京15区 #江東区を元気に #元気チャージ pic.twitter.com/5SnRhcBVnN
しかしこの件では私は下記Xに共感する。
れいわ支持者で須藤元気が石丸と楽しそうな画像出してガッカリとかツイートしているのを見ますが、
— 🕊💙💛saori kono💙💛🕊 (@saori_kono) 2024年12月11日
えっ?今?としか言えない。
トランプ支持してたり反ワクだったり同性婚について回答しなかったりトイレ風呂がどうのこうの言っている人達に賛同したりもっとガッカリする事散々やってたやん。
#東京15区 の皆様、#酒井なつみ 衆議院議員を2度に渡り選んで下さったのは大変な英断だったと思います。 https://t.co/Bu77kejjbI
— りっけんカジュアル党員/パートナー【立憲民主党】🌈🗼 (@Rikken_CDP2023) 2024年12月11日
たった1125票差だったけどね。今もう一回やったら、石丸とつるむ人間である須藤元気がたぶん勝ってしまうだろう。東京15区に関しては、次の衆院選がいつになるかわからないが、同日選なら須藤、それよりも先(特に再来年以降)になれば自民党候補(大空幸星が次も出るのかは知らないが)が最大のターゲットになる。
国民民主党(民民)に話を戻すと、民民の綱領には再分配の文字があるらしい。
103万円の壁は壊しても、いわゆる1億円の壁は壊す気がないという事です。金融所得の総合課税の話は国民民主党も選挙で訴えた政策でしたが、ネオリベラルのアヘンを吸いすぎてしまった結果、そういう事は言わなくなってしまった。減税の後は財源を作るためどこか削るもの。玉木は推し黙る。公約違反。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
1億円の壁とは金融所得が分離課税になっているため、1億円を超える超富裕層の所得税率が下がる逆再分配現象が起きている件。それを言わなくなったという玉木雄一郎は少し前の山本太郎の誤りをより過激な形で繰り返しているといえる。とんでもない究極のネオリベ野郎だ。
トーンダウンではなく、黙殺するようになりました。金融所得の総合課税化は第1歩に過ぎず、今後税制度の適正化を求めるため様々な連携が必要です。国外から流出している税金は法人税だけで3兆円と言われています。大切なことはいつも面倒くさいと著名な映画監督の言葉。分かりやすさだけでは自滅する。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
金融所得の総合課税化は増税ではなく、税制を公平に記すものであり増税ではなく再分配の原資になります。ネオリベラルのアヘン吸いすぎた玉木雄一郎はもう言い出せない。一度でも吸ってしまえば、後は転落するだけです。ただ社会に対して大きな打撃を与えてしまいました。紅衛兵はコントロール不能。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
毛沢東が紅衛兵を統制不能になったように、玉木雄一郎があれほど筋が悪いユーゲントはコントロールできない。あれだけ新自由主義のイデオロギストは必ず国民民主党と対立する。何故なら国民民主党にはネオリベに手を貸したとは言え地方組織は労組なのだから。コントロールできるのは日本のオリガルヒ。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
大幅な減税策のセットに金融所得の総合課税や多国籍企業の適切な課税を求めていく態度は玉木雄一郎に必要でしたが、結果として紅衛兵を煽り、オリガルヒの観心を買っただけです。高速道路の無償化の次は公共インフラの値上げでしょう。JR、郵便局は格好の材料となる。実験国家日本。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
「観心」は「歓心」のtypo。昔「佐藤(栄作)首相は財界の男妾(めかけ)」と青島幸男が言ったことがあったが、今なら玉木雄一郎とたとえば三木谷浩史の間に同様のたとえが成り立つのではないか。財界の中でもとりわけIT関係の経営陣などだ。そういえば自民党でそういう連中と早い段階から癒着していたのが兵庫県選出の西村康稔だった。奴は経産省の出身でもある。
103万円の壁の次は1億円の壁を壊す事。金融所得の課税を所得税の税率に合わせるのは決して増税と言われるのではなく税の公平化を目指す上で必須事項です。規制緩和の時代は終わりました。時代の変化に求めて、新しい規制を強く求める事が重要です。税金は「社会の会費」であり、罰金ではないです。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
再分配を理念に掲げていた政党がスキャンダルがあった党首が掻き乱し、ひたすらに小さな政府を目指し解決を放棄した。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
「私たちは、「人への投資」を重視し、公正な再分配によって理不尽な格差をなくし、持続可能な経済を確立します。」これは国民民主党の綱領です。それを知らない新規支持者。
国民民主党の綱領と現在の立場が全く不一致です。焚き付けた人間は押し黙る。黙っていれば忘れてくれると思っているからです。綱領を無視した玉木分派は多くの国会議員も沈黙する。カカシを応援したつもりはないです。基本政策が何もない綱領を無視してもどうでもいいという人が党を壟断する。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2024年12月12日
現在の玉木雄一郎のあり方は民民の綱領違反。だから玉木一派を「分派」と認定することは正しいと思う。しかし現在の民民支持層に占める玉キッズの割合は、衆院選での民民の得票率の伸びから推定するとおよそ8割を占める。今や分派が本家を完全に乗っ取ろうとしているのが現在の民民の姿だ。
だから今は「玉木主要打撃論」に立つべき時なのだ。立民前代表の泉健太のように、玉木を「性格が良い」などと評して迎合している場合ではない。2021年に泉が立民代表になった時に毎日新聞などによって大々的にアップされた玉木の表情。嫉妬心をあれほどみごとにとらえた写真はなかった。これが玉木の本性だと思ったものだ。その玉木が今や得意の絶頂にいる。たかが衆議院28議席だと馬鹿にするなかれ。あれは小選挙区制の壁に阻まれてたまたまその程度の議席数にとどまっただけだ。日々三春充希氏のXに示される各党の支持率を頭に刻み込んでおくことが求められる。
12月12日現在の政党支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2024年12月12日
無党派 33.3 %
自民 28.4 %
立憲 10.9 %
国民 8.4 %
維新 4.5 %
公明 3.1 %
れいわ 2.8 %
共産 2.7 %
参政 1.0 %
社民 0.7 %
みんな 0.1 %… pic.twitter.com/DIkoRNdbEJ
12月12日現在のリアルタイム得票数推定
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2024年12月12日
自民 1604 万票
立憲 1125 万票
国民 895 万票
公明 569 万票
維新 527 万票
れいわ 358 万票
共産 344 万票
参政 142 万票
社民 104 万票
みんな 18 万票… pic.twitter.com/SP1Ll9SZ7K
玉木氏の代表辞任「是非」拮抗 時事世論調査
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2024年12月12日
時事通信の12月の世論調査で、不倫問題で役職停止処分となった国民民主党の玉木雄一郎氏は代表を辞任すべきだと思うかどうかを尋ねたところ、「思う」36.3%、「思わない」38.4%で拮抗しました。https://t.co/9pBXoROxHJ
玉木氏の代表辞任「是非」拮抗 時事世論調査
時事通信 編集局
2024年12月12日17時01分配信
時事通信の12月の世論調査で、不倫問題で役職停止処分となった国民民主党の玉木雄一郎氏は代表を辞任すべきだと思うかどうかを尋ねたところ、「思う」36.3%、「思わない」38.4%で拮抗(きっこう)した。
日本維新の会の新代表となった吉村洋文氏(大阪府知事)については、「期待する」との回答が44.7%で、「期待しない」は25.4%だった。
調査は6~9日に全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は57.6%。
玉木雄一郎の暴走を止める必要があると考える人たちはかなりの割合でいるということだ。
必ずや玉木を打倒しなければならない。
兵庫県知事選挙で何があったのかを知り愕然としている。僕は、民主主義の名の下に犯罪を犯した立花らに、その犯罪に加担した兵庫県民に、そして兵庫県民を扇動した全ての者に、呪詛の言葉を吐きたい。また、県民局長の冥福を祈りたい。
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、犯罪者である。虚偽の事実を摘示して死者の名誉を毀損した者も、犯罪者である。風聞はときに人格を切り裂く。世評が下がるだけでも人は苦しむ。刑法の条文を知らなくても、そんなことくらい分かっているはずだ。
「ネットで真実を見つけた」と人は言う。本当にそうなのか?いい大人が。それなら聞こう。社内の噂に、井戸端会議に、サークルのたまり場でのおしゃべりに、部室で交わされる嫉みに、貴方がたの言う「真実」がこれまでどれだけあったというのか。すべて便所の落書きじゃないか。
「SNSが」と人は言う。「ネットが」とも人は言う。それなら聞こう。Xでポストしたら、あるいは動画に載せたなら、おとぎ話が真実になった経験がこれまで一度でもあったというのか。落書きは落書きのままじゃないか。
本当は楽しかったんだろう。楽しいからやったんだろう。俺は知っている。県民局長を少しでも貶めたかったんだろう。それが楽しかったんだろう。俺は知っている。おまけに良いことをしている気になれるもんな。それが気持ちよかったんだろう。俺は知っているぞ。それに、みんなと一緒に、選挙でやれば、絶対に安全だもんな。だから、やったんだろう。俺はみんな知っているぞ。
だけどもう、おまえたちの心の中には爆弾が仕掛けられた。その爆弾は破裂するのをいまかいまかと待っているぞ。「お前は嘘つきだ、犯罪者だ」と叫びだすのをいまかいまかと待っているぞ。
就職のときかもしれないな。昇進のときかもしれないな。栄転のときかもしれないな。恋人が出来たときかもしれないな。結婚のときかもしれないな。子どもを生むときかもしれないな。入学のときかもしれないな。卒業のときかもしれないな。
風邪を引いたときかもしれないな。入院したときかもしれないな。怪我したときかもしれないな。手術するときかもしれないな。
老いたときかもしれないな。介護されるときかもしれないな。死ぬときかもしれないな。
爆弾は、いまかいまかと待っているぞ。