kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

産経新聞の2025年元旦1面トップは「夫婦別姓の小中学生アンケート」(アゴラ編集部, 1/2)

 2025年。おめでとうは抜きにしますが、今年もよろしくお願いします。

 昨年(2024年)は日本の政治にも久々に大きな変化が起き始めた年だったが、今年以降はさらに変化が加速すると予想される。

 与党では石破対反石破(というか清和会=安倍派)の対立構造と公明党の動き(とはいっても自民党の時の政権に逆らわない基本線は今年も変わるはずがない)、野党では立民対民民(これには反発力と無理にくっつけようとする動きの両方がある)が中心になるだろうが、特に民民(国民民主党)の玉木雄一郎分派が党の規約に反する方向を打ち出して暴走を始めて昨年の衆院選に勝つや、衆院選後にはさらにその暴走を加速させている。弊ブログとしては当面この民民の玉木分派と自民党安倍派(現在では高市早苗が中心)を二大ターゲットにして、石破政権への批判は、与野党の右から左までに広く見られる権威主義への批判と並んで3番目のターゲットにせざるを得ない。前記二大ターゲットである安倍派と玉木分派には「積極財政」(そのくせに再分配に対しては徹底的に冷淡)という共通点があるが相違点もある。

 その「敵の本丸」の一つである自民党安倍派の事実上の機関紙が産経新聞だが、その産経の元旦付1面トップ記事には驚かされた。

 下記は年の最初の記事には張りたくないリンク先(アゴラ)なのだが。

 

agora-web.jp

 

 以下引用する。

産経新聞の元旦1面トップは「夫婦別姓の小中学生アンケート」

2025.01.02 15:19

 

正月の紙面は、どこの新聞社も特ダネを載せるものですが、産経の今年の元旦トップは、なんと選択的夫婦別姓についての小中学生アンケート

 

 

 

そもそもこれは選択的夫婦別姓についてのアンケートになっていない。

 

 

 

親子別姓なんて、夫婦同姓でもいくらでもあります。

 

 

 

つまり小中学生も選択的夫婦別姓に賛成なのですが、自民党右派やネトウヨにはこのグラフは見えないようです。

 

 

世論調査の専門家は首をかしげています。そもそも対象の小中学生の半分が「夫婦別姓とは何か知らない」と答えてるんだから、世論調査にもならない。

 

 

今度の通常国会では、法務委員長を立民が取り、石破首相も容認の姿勢で党議拘束をかけない方向なので、民法改正は確実。追い詰められた産経が子供に助けを求めたわけです。

 

 

 

URL: https://agora-web.jp/archives/250102053131.html

 

 なんともまあ盛大にdisられたものだ。

 アゴラとはもちろん池田信夫(ノビー)の媒体だが、安倍晋三の二度目の政権投げ出しから4年後の衆院選で非公認や重複立候補禁止などで勢力を大きく減らした安倍派はノビー一派にさえ「水に落ちた犬を打て」を地で行く仕打ちをやられている。完全な自業自得ではあるが。

 ただ今回の産経の元旦トップ記事でわかることは、選択的夫婦別姓の阻止が産経や安倍派やネトウヨの防衛線であるらしいことだ。これを破られれば彼らの勢力はさらに縮小する。だから必死なのだ。しかし石破茂自民党党議拘束をかけないなら公明党も賛成することは目に見えている。民民の玉木分派も助けてくれそうにない。

 産経の当該記事へのリンクは下記。

 

www.sankei.com

 

 私は元旦にブログは公開しなかったが、昨年5月27日以来になるはてなブックマークを何件かつけた。下記は上記記事へのブクマ。だが意識的に大いに手加減した。

 

<独自>選択的夫婦別姓、小中学生の半数が反対、初の2000人調査「自分はしない」6割 ごまかしの選択的夫婦別姓議論

小中学生相手に誘導設問の「世論調査」(?)をやるほど産経は追い込まれてるってことだね。

2025/01/01 09:55

b.hatena.ne.jp

 

 実際にはアゴラの記事が書いた通り世論調査ではなくアンケート、それどころか設問が選択的夫婦別姓の賛否を問うものになっていないのでアンケートですらないとアゴラの記事にdisられている。

 私が高校時代に習った政治経済の教師(社民主義者)は、考える力が十分備わっていない小中学生に思想教育を行うべきではないと言っていた。しかるに産経は、小中学生への誘導尋問によるアンケートもどきを元旦の1面トップに持ってくるという愚挙をやらかした。これで「新聞」だというのだから空いた口が塞がらない。

 2025年はここまで追い詰められた産経・安倍派・ネトウヨにとどめを刺す年にする必要がある。もう片方の敵は彼らとは比較にならないくらい強大なのだから。