北守さん(藤崎剛人氏)のXより。
いつも言ってるけど、右派も左派も減税ポピュリズムに流れている中で、立憲は支え合いの政治というブルーオーシャンを取りに行けばいいと思いますけどね。医療子育て年金教育への支援策とともに理念から論理的に訴えていけば支持する若年層も増えるでしょう。減税への欲望は通俗道徳にすぎないから。 https://t.co/IAjXvZ8qs2
— 北守さん (@hokusyu1982) 2025年2月13日
「減税への欲望は通俗道徳にすぎない」。本当にその通りだと思うが、その「通俗道徳」の最たるものが「民のかまど」なる神話だ。最近もXで新選組信者がこれを引き合いに出しているのを見たが、減税真理教信者のためにあるかのようなこの神話に言及する教祖たちが後を絶たない。
たとえば藤井聡が2023年に発したX。
「民のかまどの物語」をご存じでしょうか?
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) 2023年3月22日
仁徳天皇が丘から里を眺めると夕食時なのにかまどの煙がたってない……何故かと聞いた庶民が貧しいからですとの返答…それを耳にした仁徳天皇は大減税を行い民は豊かになった!という話。
今岸田内閣にとって一番大切な逸話です。https://t.co/YkzhSvvFLm
あるいは同じ2023年の正月に産経新聞が取り上げた神田蘭という講談師。
歴史上の人物を取り上げる「音声で聴く 神田蘭の5分で恋する日本史列伝」と、取り上げた人物の生き方を通して今の世相を斬る「音声で聴く 神田蘭の言いたい放題」を合体して新春編をお送りします。
第16代仁徳天皇は宮殿から家々を眺め、かまどの煙が出ていないことに気付きました。「民は夕飯の支度ができないくらい貧しいのか」と反省した天皇が3年間、税を免除したところ、煙が立ち上るようになり、さらに3年間無税にしたという伝承があります。
岸田文雄首相は防衛費増額の財源を増税で賄う方針を示しました。決断が遅く遣唐使ならぬ「検討使」と批判されることもある岸田首相の素早い決断に、神田蘭さんは「民のかまどを見習え」と訴えます。
URL: https://www.sankei.com/article/20230105-V7REON2XNNHMHENV23YAMWTWNY/
幸いなことに昨今は産経も有料記事が増えた。上記記事も有料記事の無料部分だ。続きの部分が目に入らずに済むことは精神衛生上とても良い。
ところで、昔からこの「民のかまど」の神話が大好きな政治家がいる、
小沢一郎である。
弊ブログは2010年にそのことを批判する記事を公開した。
河村たかしも。やはり2010年の記事。
そして野田佳彦も。これも2010年の記事。
こんなざまだから、いくら北守さんが
立憲は支え合いの政治というブルーオーシャンを取りに行けばいいと思いますけどね。医療子育て年金教育への支援策とともに理念から論理的に訴えていけば支持する若年層も増えるでしょう。
と訴えても、立民はその期待に応えてくれないんじゃないかなあ。逆にこの間の吉田晴美みたいに江田憲司一派と一緒になって減税を訴え始めたりする人が出てきたりする。
根は深いと思う。