kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

減税は悪である

 三春充希氏のXに興味深いグラフが載った。

 

 

 2017年衆院選では立憲民主党(立民)、2021年衆院選では日本維新の会(維新)、2024年衆院選では国民民主党(民民)がそれぞれ大躍進し、衆院選後に徐々に政党支持率を低下させながらもそれなりの支持が持続した。その持続力において21年維新と24年民民は17年立民に及ばないことが示されている。

 ただ民民の下降線が立民と維新の中間にあるように見えるが、それよりも立民と維新が衆院選直後にピークを記録したのに対して、民民は衆院選後2か月近く経った昨年12月20日頃が支持率のピークで、それ以後の支持率低下の様子は21年衆院選後の維新に近いようにも思われる。

 現在民民の支持が少し下がった分、無党派層が増えている。

 そして、せっかく当たりくじを引いたのに支持率が下がり始めていることに玉木雄一郎が焦ったのか、極右排外主義層に媚び始めた。それが例の高額療養費制度に関する問題のXだった。下記はまことん氏のX。

 

 

 そのまことん氏が「減税が悪である理由」と題されたブログ記事にリンクを張って紹介している。

 

 

2week.net

 

 私にしてみれば「減税が悪である」ことなど当たり前だ。なぜなら減税主義の行き着く先である無税国家とはむき出しの、つまり弱肉強食の無修正資本主義社会か、さもなくばかつて「無税国家」を誇った北朝鮮がそうだったという、首領様とその周囲以外は「平等に貧しい」社会しかあり得ないからだ。もちろん社民主義者にとっては減税主義者は「敵の中の敵」、もっとも厳しく批判すべき敵だ。だから私は「民民玉木分派主要打撃論」をとる。従ってその民民の中で率先して「転向」を表明した井戸まさえを許さない。

 ところが、現在減税主義を批判しているまことん氏は下記のようなことを言われているという。

 

 

 そんなDMの主のような意見が出る方がおかしいと私は思うけれど。DMの主氏はもしかして減税主義者なのだろうか。そんな人が社民党員だったり党の支持者だったりする方がおかしいのでは? 新選組か、さもなくば民民でも支持しておく方が自然だと思う。

 

 

 ベストどころか、あれで本当に社民主義政党でござい、と胸を張って言えるのか、と私は怒っているけど。福島瑞穂など、レバ子氏にこんなことを言われるありさまだ。

 

 

 福島瑞穂も2000年代には神野直彦をブレーンにして財政政策を「勉強」していたはずだったが結局は減税主義者に戻ってしまった。福島が選挙区への転身を拒否して比例区にとどまり続けているのは落選するのが嫌だからという話だからどうしようもない。

 もっとも立民も立民で、減税主義とは新自由主義の別の分派でしかない財政規律派に制圧されているように見える。しかも「バスに乗り遅れるな」式の情けない思考で減税派になびく人たちまでいる。立民は立民で批判し

なければならない。

 最後は玉木批判のXへのリンクで締める。

 

 

 民民には早いとこ支持率を急落させてもらいたいものだが、3年前の維新と同じで、すぐにというわけにはいかないんだろうな。