下記レバ子氏のXは基本的にどの政党の支持者に対しても当てはまることだと思う。
中道という言葉は結局自分達で民主集中制が勝手に建設できるいい道具になっているのです。一部の旧民主党勢力の悪癖。執行部の路線はコロコロ変わるのに自分達もそれに合わせて路線が変わったいく。私はこれを自己民主集中制と呼ぶのですよ。中央の権威に勝手に付随する。勝手に体系化する。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年2月25日
軍畑先輩のいう「セルフ民主集中制」と同じ意味だが、軍畑先輩はそれを氏のいう「市民様」のみ適用して、氏自身が支持していると思われる立民支持層を対象除外にしているところに問題がある。以前にも書いたことだがもう一度繰り返す。
枝野→泉→野田と代表が代わり、3人の路線は実際全然違うのに(泉の時なんか最初は「提案型野党」路線だったのが、参院選に惨敗して批判されたら同じ代表のまま路線を転換した)、常に執行部側に立つ論者がいかに多いことか。結局彼らも揃いも揃って権威主義者たちなのだと思う。
そもそも「中道」という言葉は「右を見て左を見て自分の立ち位置を決める」態度を指すわけで、最近は見に行く機会があまりないが、私よりブログ歴が半年ほど長い某ブロガーが「中道」を自称していたのを読んで、「自称中立」の「都会保守」だなどとずいぶん嫌味を言ったものだった。ある時、当該ブログ主が「『自称中道』だけど」とか書いていたので、もしかしたら弊ブログの記事を読んだのかなと思った(笑)。それでもあの人は実際には相当自分の考えをしっかり持っている人ではある。それこそ今の有象無象のXの発信者とは比較にならない。大日本帝国やナチス時代のドイツで、「右を見て左を見て自分の立ち位置を決め」たりしたら全体主義体制への加担にしかならないだろ、と私は思う。だから「中道」を自称する人を私は信用しない。
昨日公開した記事についたブコメも、これは立民支持者ではなく共産支持者だが悪例の一つだ。
田村智子委員長、今頃消費税の逆進性に驚かないでほしい。でも定率税の減税より定額給付の方が逆進性解消の効果が高いのは当然の理屈。何より再分配の原資を減らしてはならない - kojitakenの日記
共産党は初めから消費税の逆進性を言ってきているのは知っているくせに言葉尻を捕らえて白々しい。驚くの前に「改めて」くらい頭の中で補完出来るでしょう?
2025/02/26 21:11
共産党が最初から消費税の逆進性を主張していることや、なんなら*1所得税の累進性強化や金融資産課税強化を唱えていることはもちろん知っているが、昨日の記事における共産党(田村智子)批判の焦点はそこではない。軽々しく「減税」という言葉を使うな、そんな言葉遣いだと「純減税」を主張する私の書くところの「減税真理教」信者たちに塩を送るだけだというところにある。しかも、簡単なモデルを思い浮かべれば、消費税の減税よりも等額給付の方が逆進性解消の効果があるのだから、給付を支持する論者たちは消費税減税論者に対して「減税が給付より優れている点を示せ」と言うべきだと私は主張している。田村智子は公共への不信を煽るような軽率な言葉遣いを改めるべきだ。
それを、自らが支持する政党が批判されているのが気に食わないから「組織防衛」の論理によって記事を批判したのが上記のブコメ主だ。私は、ああ、この人もまた権威主義者なんだろうなあと思うばかりだ。
記事の最後は野田佳彦が(泉健太と同様に)すり寄りたがる維新批判。
昨日(26日)、維新兵庫県議の岸口実の除名と増山誠の離党勧告の処分が発表されたが、事前の報道だと2人の処分は逆になるはずだった。これは、大阪の関西テレビ(フジテレビ系)の番組やXなどで維新の創始者・橋下徹が強く主張したことが通った形で、現代表の吉村洋文など飾りでしかないことをはっきり示すものだ。
今日はこの件をメインにしようと思っていたが、宮武嶺さんのブログに詳しく書かれているので、その記事をリンクするにとどめる。
私は馬場伸幸なんかより吉村洋文の方がよほど悪質だと思うけれども、その吉村を事実上操っている創業者の橋下が「ラスボス」であることは言うを俟たない。
維新批判者の中には最近の橋下を批判しなかったり、下手をしたら評価するような人たちもいるようだが、それではお話にならない。
*1:「なんなら」というのは最近ちょっと流行っている、私のあまり好まない言葉の用法だが。