最近の「減税派」はあらゆる税金に反対という主張を大真面目にする。そのうちの1人、といってもフォロワー数からいえば零細アカウントだけれども、たまたま目に入ったかので以下に例示する。
立憲の掲げる「格差解消」「中間層以下への支援」には賛成。しかし、増税ではこれまで解決しなかった。政治に期待して増税させても、無駄遣いに使われる金が増えるだけで、国民には回ってこない。だったら、取る税金を減らせ。これが減税派。政党には期待できないという絶望をどうかご理解ください。 https://t.co/E4MSZ2nz5Y
— 増税監視局(減税派) (@GenzeiOversight) 2025年4月8日
“取ること”と“限界まで搾ること”は違う。
— 増税監視局(減税派) (@GenzeiOversight) 2025年4月8日
今の“高所得者”とやらは、半分以上を税金で奪われ、さらに“悪者”扱いされ、
その金が誰も精査しない無駄事業や、天下り団体の餌になってます。
その構図を無視して“取って配れ”は、もはや収奪の美化。 https://t.co/E4MSZ2nz5Y
果たしてこれを書いた人が「高所得者」かどうかは知らない。
ブログには記録し損ねたが、年収200万円だという人が、高所得者と中低所得者の格差が課税後に逆転することには反対だと書いていたXを目にしたことがある。たぶん上記Xを書いた人も、実際には「高所得者」などではなかろう。
果たしてどこに課税によって高所得者と中低所得者が逆転するような実例があるのだろうか。
上記アカと立民支持者の問答を見てみた。下記のXが発端。
立憲民主党の政策見てみたけど、増税増税のオンパレードで気持ち悪くなっちゃった。https://t.co/1NMzxeXm58 pic.twitter.com/CdRSxuhtww
— 増税監視局(減税派) (@GenzeiOversight) 2025年4月4日
ところが上記Xに「スクショ」されているのは所得税の累進性強化、金融所得課税の強化、相続税・贈与税の累進性強化、法人税強化の4件である。
おそらく世の「リベラル・左派」の中には、減税といえば消費税減税の議論だろうと思って、消費税減税に肩入れしている人たちが大勢いることと思うが、それは世間一般の「減税派」にとってはたいした話ではない。彼らは課税そのものに反対している。いい例が阪大の物理学の某教授、いや菊池誠であって、彼はある税目の減税の代わりに他の税目を増税してはならない、純減税でなければならないと主張している。
専門分野からはかけ離れているとはいえ、大学教授、それも阪大の教授となれば「ひとかどの」どころではないインテリだろう。そんなインテリまでもが今の「減税」万能の風潮にかぶれてそんなことになっている。
累進課税の強化だから中間層には良いんじゃないの?
— ライザー (@5VMmA363Tk71819) 2025年4月5日
中間層を育てたいなら、“金を配る”より、“稼げる力を支援する”のが先。
— 増税監視局(減税派) (@GenzeiOversight) 2025年4月8日
労働・教育・起業・投資…“努力の伸びしろ”を支援せず、ただ配ってるだけじゃ、“育つ”じゃなくて“依存”。
頑張れば手取りが増える、そう思えるようにするためには、高所得者を絞り上げて下にばら撒くだけでは無理。
こういうことを大真面目に言っている。
下記のように上記アカを応援する人もいる。
マジで色んなところでコメントしてるけど
— えびふらい (@kingofheart16) 2025年4月5日
ウチの選挙区、自民、立憲、共産なのよ。
逃げ場ないのよ。
所得税の累進性強化、金融所得課税の強化、相続税・贈与税の累進性強化、法人税強化などはいずれも共産党も主張する所だから当然だが、共産党や党員や支持者はこうした現状をよく理解して、気軽に「減税」という言葉を使わない方が良い。
自立共どころか、最近は維新まで前記3党と同じ括りに入れるXをよく見る。そうしたアカが持ち上げるのがまず民民であり、次いで山本新選組である。民民は玉木雄一郎がよくぶれるので、それを嫌って民民から新選組に乗り換えた人も少なくないのではないか。
山本太郎は最近、以前は減税を言っているのは新選組だけだったが、最近は自公と立民以外全部の党が減税を言うようになったと威張っていた。そこで山本はもはや減税という言葉を「消費税」に限定してなどいなかった。あるいは山本の意識としては消費税のみを念頭に置いていたのかもしれないが、実際に発した言葉の大半は単なる「減税」だった。非常に罪深い発言だと非難するほかない。
以下に秋田県知事選に関する弊ブログにいただいた記事へのコメントを紹介する。
「アンチ連合アンチ自民主流アンチ共産」だと「維新ぽくなる」というか、安倍晋三信者っぽくなるって感じですね。周知の通り維新は2012年に安倍晋三をスカウトしようとしたり、その後も菅義偉にべったりだったりしましたが、いま「自民支持層を取り込んだ」新選組支持層も、自民支持層のうち主流派(石破茂や岸田文雄ら)を支持ない人たちといえば故安倍晋三や高市早苗のシンパでしょうから、そういう人たちと外径上はもちろん内実もまったく違わない人たちが多いということでしょう。もはやコアな支持層の人たちの方が少数派なのでは? これは民民支持層についてもいえますが。
今回の保守分裂選挙で、鈴木が勝利した理由は単純に「顔が良くて若かったから」ではないでしょうか。
政策は概ね変わらず、両者とも人口減少対策へのアプローチはそっくりです。経歴も両者ともに文句無しでしょう。その中で、鈴木の方が若さやエネルギーが見られ、推進力を期待されたのが勝敗を決定づけたと思います。
ポピュリズム政党とは言えない立民支持層からも6割の票が鈴木に流れていますし、秋田の立民(寺田学、緑川貴士)がポピュリストとも思いません(2019年の消費税減税研究会に両議員は参加せず)。鈴木に投票するからと言って、立民・新選組・民民の支持層が右傾化・ポピュリズム化してるとは言いづらいです。
むしろルッキズム傾向の方が心配
斎藤マダムとかですね。最近の斎藤知事は暴走していた時の貴乃花に似ているよう思えます。
秋田知事選の構図は2021年7月の兵庫県知事選と同じなんですよね。ともに維新と自民の一部が推す若い候補が当選した。兵庫県知事選の方が、その自民の一部というのが安倍派の西村康稔でした。今回の秋田県知事選で一部が支援したという自民は、党内のどういう人たちが維新が支持する候補を推したんでしょうかね。なお斎藤元彦はどうしようもない人でしたが、今回当選した人も維新から支持されるようでは期待するよりも心配した方が良い人なのではないでしょうか。
余談ですが、秋田県知事といえば、かつての殿様の末裔の佐竹敬久氏が長年務めていました。秋田の社民党なんかはずっと知事選で佐竹氏を推してたんじゃなかったでしたっけ。そういう保守的な風土だという印象が私には強いです。
最後に、最近の新選組支持者の傾向について社民党員のまことん氏が発信したXを祖紹介する。
「れいわ」支持者の「維新」化とともに、ナショナリズム的傾向も、一層強くなっていますね。例えば、シンパが「『れいわ』は外国人参政権を支持していない」と、必死に反論するなど。社民党にも減税主義の影響が見受けられるけど、こうした点を見るに、やはり社民と「れいわ」は、似て非なる存在。 https://t.co/Wu5cM0puAR
— まことん(就職氷河期世代・社労士受験生) (@makotonch) 2025年4月8日
シンパが「新選組は外国人参政権を支持していない」と必死で反論するって、何じゃそりゃって感じ。でもそういう議論をしているあたりに最近の新選組支持層の傾向がよくうかがわれる。
支持層が右傾化したというより、排外主義的かつ新自由主義的な人たちが大量に流れ込んでいるのが今の新選組や民民の支持層の実相だと私は思う(立民の場合は、もともとみんなの党の支持層が入り込んでいたりなど、ネオリベに親和的な人たちを抱えている影響だろう)。それが実態なのだから、コアな支持者たちは喜んでる場合じゃないですよ。
秋田県は社民や共産が強かったんですけどね。昔衆院選挙2009で応援にどぶ板出回った経験があるので。さてれいわのこの勢いしかし自民支持層をかなり取り込んだ結果でしょう。要は地方で自民含む既成政党の古臭さに危機感を覚えた元自民支持層。ただそういう人たちは首長選挙ではアンチ連合アンチ自民主流アンチ共産で動く。結果として維新ぽくなる。と言うことでしょう。広島でも実際あまりにも自公立共が酷い。自民以上にネオリベ知事に忖度の立憲。森本しんじ議員の独裁と仁義なき候補者選考事件。その立憲に忖度の共産。その共産もネオリベ知事による県病院潰しに乗じて跡地利権にありつこうとしていた。そして裏で病院潰し反対の急先鋒私の脚を引っ張っていた。ネットで私の名誉毀損をしていた共産党員がいて裁判所でも事実認定されました。こんな状況が全国にあるから新選組以外選択肢がない人も増えるのではないか❔と思います。ただきちんと勉強していないと今度はあさっての方から既成政党攻撃になってしまう。私はだからきちんと勉強しようと口を酸っぱくしているのですが。