kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立憲民主党が消費税減税に舵を切るなら、日本の政党は保守党から共産党まで全て小さな政府志向の新自由主義政党になってしまったということになるな。(北守さん=藤崎剛人氏のXより)

 立民の1年だけの時限で食料品の消費税0%って、1年経ったら増税するという意味だから「なんじゃそれ」ってなもので、政策としては最悪の折衷案だろう。維新も2年の時限でとか何やら言っているようだが、維新の参院選での後退は既に予想されている。立民はどうなるかわからないと思っていたが、野田佳彦がブレたことによって、参院選に負ける可能性が高くなった。野田はやはり「野ダメ」だった。躍進するのは民民と新選組だろう。

 下記北守さん(藤崎剛人氏)のXが論評が妥当だ。

 

 

 上記Xにはもちろん異論反論オブジェクションが続出している。

 

 

 上記の意見は、「じゃあ北欧諸国は新自由主義国家なんですか?」という反論で直ちに却下される。消費税が逆進性を持つのは紛れもない事実だが、経済状況に応じて積極的な財政出動を行ったり逆に引き締めに転じたりするのが福祉国家あるいは修正資本主義の政治であり、その際に原資が不足しても困るので一定の安定財源は必要なのだろうと思う。肝心なことはトータルの税制が富の再分配がうまく機能させ得るかどうかだ。そして私は、たまたまの歴史的経緯によってではなく必然的な理由があって、大きな政府の国ほど間接税の比率が高くなっているのだろうと推測している。

 

 

 共産党支持者はこのように反論するに決まっているが、その共産党が要求する消費税減税よりも「逆人頭税」である給付付き税額控除の方が富の不平等を改善する効果が高いというのが北守さんによる下記の反論だ。

 

 

 

 いや、菊池誠なんか今では、消費税減税を別の税目の増税で補うのではダメだ、真理教でなければならないと主張してますよ。そんな人がかつては「ゆるふわ左翼」を僭称してたのだから空いた口が塞がらないけど。その頃、ブログ記事で菊池を批判する記事を公開したらブコメはてなブックマークのコメント)で袋叩きにされたことがあるが、歴史的審判によって弊ブログの勝ちが既に確定している。菊池は原理主義的減税主義者と化して今に至る。弊ブログの記事がはてブでバズる時は、2008年に橋下徹を批判した時以来決まってこのパターンだから、私は自分の記事についたブコメは原則として見に行かないことにしている。

 余計な話はこれくらいにして、上記のXに対する北守さんの反論は下記。

 

 

 実際、共産党の財源案は実行不可能ではないかとの議論がXなどでもなされている。ここではリンクを示したりはしないけれども、実行可能な財源案を提示できなければ「新自由主義政党」との批判は免れ得ないのではないか。

 また、同じ減税案であっても小沢一郎の案だけ妙に評価した軍師氏の下記Xがあった。このあたりは、2017年の「希望の党」騒動の頃、前原誠司小池百合子の策謀に明らかに加担していた小沢が小池に切られた時、小沢を「暖かく迎え入れた」過去の経緯が思い出される。軍師氏にはその頃の尻尾が今も残ってるみたいだね。

 

 

 上記に対する北守さんの答えが下記。

 

 

 

 まあ金持ちが本当に金をかけるのは食料品だという話はよく聞く。明確な逆人頭税である給付付き税額控除より効果が劣るのは当然だろう。

 上記2件のXの1件目から張られた「マーリーズ・レビュー」(2010)を紹介した「みずほ政策インサイト」へのリンクは下記。私もざっと読んでみた。

 

 確かに、イギリスのVAT(付加価値税)での優遇措置は廃止して累進性は給付付き税額控除で補うべきだと書かれている。

 まあ小沢がやりたいのは自分が主導権を握って政局をかき回すことだけなんだけどね。2007年参院選と2009年衆院選では成功したけど、2012年衆院選で小沢一派は壊滅的な大打撃を受けた。また遡れば新進党時代の1996年衆院選での大勝負にも負けて、新進党は国会議員を自民党に一本釣りされまくるなどして1997年に解党に追い込まれた。トータルではスワローズ*1と同じように勝ちよりも負けの方が明らかに多い。

 そんな小沢の支援を受けた野田佳彦を立民が選んだのだから、投票先を選挙の種類(国政選挙か地方選挙か、あるいは比例代表か選挙区か)によって、投資家がやるポートフォリオみたいに投票先を分散させている私としては何も言うことはない。投票先候補のどの政党にも支持できるところと支持できないところがあるからこういう投票行動になる。立民は2019年以降、衆院選参院選の選挙区の候補者を投票する対象にしているが、何度も書いてきた通り、国政選挙の比例の投票先に「立憲民主党」と書いたことは一度もない。政治おじいちゃんお化け氏は昨年の衆院選で初めて比例で立民に投票したそうだが、枝野幸男が代表だった頃にも立民に入れなかった私が野田佳彦(や泉健太)の立民に比例票を入れるはずがない。

 枝野についても、長年の新自由主義者時代の尻尾が残っていると感じることが時々ある。だから経済政策に関しても全幅の信頼は置けない。また枝野は安全保障政策については明確な保守なので最初から買っていない。

 下記は北守さんがリポストした琉牛牛氏のX。

 

 

 これは実際には「財政規律派」と「福祉国家論者」との間にグラデーションがあって、その間に枝野も野田もいるのだと思う。ブログを開設してからの19年間でも、かつての野田佳彦は明確な財政再建至上主義者であってネオコン政治家としか思えなかったが、近年は若干福祉国家論寄りに変化したように見える。その野田よりもさらに「大きな政府」色が強いのが枝野で、だから下記のようなXが出てくるわけだ。

 

 

 

 上記Xに「財政規律は言うまでもないけどむしろそれだけで話したり全くしてなくって」と書かれているところがミソで、要するに野田よりは「大きな政府」色が濃い枝野の主張にしたところで「財政規律派」の尻尾は十分残っているわけだ。

 だから琉牛牛さんの下記の批判が説得力を持つ。

 

 

 

 

 最初にリンクした北守さんのXに対して下記の論評があった。

 

 

 うーん、そうなのかなあ。「減税=小さな政府志向」なんて当たり前じゃないかとしか私には思えないのだけれど。

 上記に対して、かつてヤマシン(山本太郎信者)たちから「リッケンカルト」の代名詞のように言われていたが、現在ではすっかり共産党信者になった「道産子ナオ」から下記の反応があった。

 

 

 この意見も、この記事の最初の方で批判した「元枝厨三」に対してと同じく「じゃあ北欧諸国は新自由主義国家なんですか?」という反論で直ちに却下される。お二方とも「希望の党」騒動から旧立民を立ち上げた枝野幸男に熱狂した過去をお持ちかと推測するが、今では「元枝厨三」は自民党寄りになり、「道産子ナオ」は共産党信者になった。高校生時代の1978年から現在に至るまで47年間一貫して「減税=小さな政府志向」と信じて疑わない私としては、どうしてそうコロコロ意見を変えることができるのか不思議でならない。

 最後に「駅前は朝の七時」に一発かましておく。

 

 

 あの人たちは、今こんなことを言っている。

 

 

 上記のXは何が言いたいのかさっぱりわからない。

 

 

 「駅前は朝の七時」が熱狂的に支持する泉健太が立民の代表だったら果たしてどうなってただろうかね。立民代表選で泉は、枝野はもちろん野田よりも「消費税減税」に理解を示していたんだけどね。

*1:昨夜は天敵の高橋宏斗に敵地で勝ったけど。でもたぶんあれは高橋が不調なだけなんだろうね。先週はベイスターズ打線が高橋よりももっと不調だったから高橋が勝ったのだろう。ベイスターズに勝ってスワローズに負ける高橋なんて去年までとは別人みたいだ。