kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

神戸新聞社重役への朝日インタビューは西岡研介氏の「コメントプラス」こそ読まれるべき

 昨日公開した記事にいただいたsuterakusoさんのコメントについて。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 suterakuso

私はこの記事(無料部分)を読んだ時に、よろず~ニュースを運営している神戸新聞社の幹部が、かまととぶって何を、と思いました。ですので、真実かも本心かも怪しいポジショントークなんか真に受けて聞く価値なんかあるか、と続きを読みたいとは思わず、上に書いたように、この元編集長はかまととぶって何を、それから、こんな朝日自身の自己弁護みたいな有害無益な記事を上げるのが報道じゃないだろ、みたいなことをブコメにしようかと悩みはしましたが、結局、付けませんでした。ただ、その後に、次の記事を見たので、下のブコメは付けました。

メディアはネットを見下すな 橋下徹さん、兵庫知事選は「いい教材」:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST523G6LT52PQIP01FM.html

>suterakuso 見下すな? おまいう。/朝日はこういう人物を識者扱いするな。/阪神支局長の署名記事か。在阪メディアって、と吐き捨てたくもなる。

なんか、やっぱり、在阪メディアの根深い問題ってあるように思ってしまいます。

 

 「よろずーニュース」というサイトがろくでもないことは私も知っていますが、これは神戸新聞の問題というよりはスポーツ紙の問題です。このサイトを編集しているのはデイリースポーツなのです。

 

 

 デイリースポーツは株式会社デイリースポーツが編集し、神戸新聞社が発行しています。一時神戸新聞がデイリーを買収したあと再び分社化しましたが、編集は完全に分離しています。つまり神戸新聞の記者はデイリーの記事も書かないし編集もしません。また同様にデイリーの記者は神戸新聞の記事を書いたり編集したりしません。

 問題は、どのスポーツ紙も右派新自由主義的な性格を持っていることです。一番マシなのは朝日系の日刊スポーツですが、それでもこのニッカンにも明確な右派新自由主義性があります。

 これは、長年スポーツ紙がメインで取り上げてきたプロ野球の世界にそういう傾向が強いからでしょう(その最悪の例が星野仙一)。プロ野球ほど極端ではありませんがプロサッカーにもその傾向があります。たとえば本田圭佑なんかがウクライナ戦争で親露的な発言をしたりします。スポーツ界全体の権威主義的傾向に帰着する問題かもしれません。

 幸か不幸か、スポーツ紙全体が斜陽です。スポーツ紙ではありませんが夕刊フジは結局産経のサイトに吸収され、そのため産経自体がトンデモ極右色を強めるという自家中毒に陥っています。これまでは産経本体は自民党全体を支持し、そのうちの安倍派や高市一派を持ち上げる部分はzakzakが専らになっていましたが、最近は産経全体が自民党極右派に重心を移し、石破政権よりはむしろ国民民主党玉木雄一郎分派を応援するようになっています。産経はフジテレビともども、というかフジサンケイグループ自体が大きく揺らぐことになるのではないでしょうか。まあこれは余談ですが。

 おっしゃるような「在阪メディアの根深い問題」ですが、私はそれは電波媒体に限定されると思っていました。いわゆる「在阪テレビ局」の問題です。朝日系のABCだろうが毎日系のMBSだろうが全ての局が維新やその創業者の橋下徹を翼賛する性格を持っています。

 しかし神戸新聞は大阪*1ではなく兵庫県の新聞ですし、石川の北國新聞のような極右紙や香川の四国新聞のように社説を持たない新聞とは違ってそれなりの矜持があるだろうと思っていました。保守的との世評もありませんでしたし。

 しかし兵庫県知事選について神戸新聞の編集局の責任者が「事なかれ主義」を貫いてしまい、しかもその人物が神戸新聞社の重役に昇進してしまいました。

 そのことを、かつての神戸新聞の同僚、しかも同期にして現在は気骨のジャーナリストである西岡研介氏が鋭く突いたのが朝日のインタビュー記事の「コメントプラス」だったわけです。

 あの記事は、記事本体ではなく西岡氏の「コメントプラス」にこそ読まれる価値があります。だから弊ブログの記事に取り上げました。

 現在、西岡氏の「コメントプラス」には実に1209件もの「いいね」がついています。私もつけましたが、その時にはまだ404件でした。

 また同じく「コメントプラス」をつけた上西充子氏のコメントプラスも読まれるべきです。西岡氏は上西氏が朝日のインタビュー記事に感じた疑問をコメントし、それに答えたのが朝日の記者ではなく西岡研介氏だったわけです。

 下記Xを改めてリンクします。発信後23時間あまり経ってますからまもなくリンクの有効期限になりますが。

 

 

 

 

 

 

*1:大阪府は他の都道府県とは違ってそれなりの発行部数を持つ「県紙」(大阪「府」だから「府紙」というべきかもしれないが)を持たない。朝日、毎日、産経という大阪発祥の新聞が3紙もあるためかもしれない。