共同通信が下記の短い記事を出した。
以下引用する。
次の首相ふさわしい人は高市氏21%が最多
2025/05/25
共同通信世論調査で、次の首相にふさわしい人を聞いたところ、トップは高市早苗氏で21.5%だった。小泉進次郎氏が15.9%、玉木雄一郎氏が9.3%で続いた。石破茂首相は7.3%で4位だった。
(共同通信より)
こんな世論だからね。高市早苗と小泉進次郎を足すと3分の1を超える。しかも3位は玉木雄一郎で、3人を足すと半分に迫る。これでは、野田佳彦が内閣不信任案を出さない方向らしいというのもわかる。
ブコメより。
次の首相ふさわしい人は高市氏21%が最多 | 共同通信
弱くなると信仰を持つ人に拠って立ちたくなるのだろう。これで参政党や日本保守党の支持者を取り込みたいのだろう。せめて石破政権が一日でも長く続く方がまだまともだ。
2025/05/25 22:02
「取り込みたい」というよりは、参政党や日本保守党に流れた票を奪い返したいと自民党安倍派は考えていることだろう。それに、もっと大きな政党もあるぞ。いうまでもなく民民と山本新選組だ。この2党に流れた票も、まだ清和会が衰えきっていないうちなら奪い返せるチャンスもあるかもしれない。
次の首相ふさわしい人は高市氏21%が最多 | 共同通信
そもそもがここんとこメジャーなメディアに、どれだけ高市が露出してるん?自民党の支持率の底が30%~25%な事を考えたら、いろいろ想像したくなりますが。
2025/05/25 21:25
少し前まで自民党の「岩盤支持層」と言われていた人たちが、実は「岩盤」でもなんでもなく、彼らが民民、新選組、参政党、日本保守党の「減税「4党」に散り散りになった結果、日本国憲法を「よい憲法」だと思う人が6割を占める「自民党支持層」として残っている、ということなんじゃないかな。その年齢構成は高年齢層に偏っているかもしれないけど。
一部の反グローバル思想が「攘夷思想」の現代版であるのなら、それは打倒すべき民族主義にしかなり得ません。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』を取り戻せ。これは山本太郎も主張しますが、こうした主張一つ一つ紐解いていけば、単純に強いものが勝ち弱いものが淘汰される世の中を目指す他ならないです
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年5月26日
つまり山本太郎は民族主義的な傾向や新自由主義的な傾向も強く持っていると。
昔の日本は強かったという主張は新撰組党内にも非常によく聞かれる事です。自民党よりも強烈な55年体制党。支持者に自民党や維新から流入するには訳があります。その主張は安倍晋三が声高に叫んでいた「美しい国」となんら変わらないからです。新撰組自体、封建主義者最後のボディガードでした。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年5月26日
上記Xの新撰組とは、正式名称には元号を冠している山本新選組で、最後の新撰組は幕末の新撰組のことだけど、支持者に自民や維新から流入したばかりか、日本国憲法を「よい憲法」と考える支持層が3分の1になってしまったことは、どういう人たちが流入してきたかを実によく示している。そのようにしか思えない。
参院選の特定枠を「当事者主義」のために使った政党に流れてくるのは自民党支持者の中でもリベラルな層が多いはずという主張は、時系列を考えてもおかしい。あの特定枠の使い方は弊ブログでもそれを支持する記事を書いたからよく覚えているが、あれは2019年の話だ。あれからもう6年も経っている。特定枠の話に今頃になって初めて惹かれた人が、党の支持層の3分の2を占める新規支持層のうちどれくらいいるかといえば、そんな人はほとんどいないだろう。今の新選組といえば、参院選京都選挙区に出馬予定らしい候補の応援に、「減税!減税!減税!減税!」と連呼して練り歩いているイメージしかない。減税に関しては民民もかなりぶれるので、「ぶれない減税政党」として支持する人たちが多いのではないだろうか。
個人的に人を猿人呼ばわりした発言の方が責められても仕方ないですが、今までお目溢しされていた発言でも今後許されなくなる。大企業の法律違反は新聞沙汰ですが、中小企業の非道な行いは無視される。そういう意味では、対して人気もない榛葉賀津也もようやくそういう立ち位置にきました。 pic.twitter.com/cJZ3sjPDYv
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年5月26日
榛葉賀津也が2019年の参院選で立民に刺客を送り込まれた経緯もあるから、みんみんと立民の関係はもはや修復不能の段階に達してるんじゃないか。今フォロワーにしかXを公開していないくろかわしげる氏は、2019年参院選の時にはXに「榛葉さんしかいない」とか書いていたような記憶があるけど、私はあの頃から榛葉なんか追い落としても構わないと思っていた。それがあの選挙で息の根を止められなかったから今みたいな政局になってるんじゃないか。
そういえば前記3件のXをリンクしたレバ子氏の、東京都議選への見方が興味深かった。江東区も取り上げられていたが、労組(連合)の方の視線ではそういう分析になるのかと思った。
以下、江東区の部分を引用する。
注目選挙区 4 江東区
江東区に限らず下町の選挙区はかつて日本社会党も一定の地盤を築いていましたが、都心の退潮が著しくなると下町の社会党はむしろ非自民保守系に批判票が集まるようになりました。民主党時代においても、大沢昇元都議がゼンセン同盟の支援を得て議席を得ていましたが、彼は日本新党出身です。大沢元都議は比較的、日本新党の長老格になった円より子代議士に近い人で現在でも日本新党系列の人脈にまとまった党員が立憲民主党、国民民主党にまたがって存在しますが、今回は別の話です。江東区は都民ファースト現職の白戸太朗都議を擁立しています。連合東京は白戸都議を「支援」する見込みです。白戸都議は家族が教員一家であり、教職員組合から一定の人脈がありました。国民民主党はルーツが自民党にある、新人を擁立。立憲民主党は元生活者ネットワーク所属の元江東区議を擁立しました。江東区は連合東京と立憲民主党東京都連がいまいち仲が悪く見える象徴的な選挙区であり、かつての全電通、現在のNTT労組組織内江東区議が立憲民主党に所属していましたが、現在は離党しています。自民党も江東区では内紛をし、報道になっていますが連合やその他の支援団体と旧民主党地方県連のいざこざは記事になる事がありません。記事になるような権力闘争ではなく、非常に小さい出来事からエスカレートしてしまうという事例が多いですが、本題ではないので割愛します。またその時期になったら、発信するかと思います。江東区にはもう一つ、隠れた旧民主党勢力「自由を守る会」から 三戸安弥都議も立候補予定です。民主党ではかつて「リベラルの会」に所属し、小さな政党があるから政治が分かりにくくなり、無駄遣いが増えると主張した元代議士、井上和雄が主導権を握っています。井上の地元には直系都議の上田令子が控えています。
URL: https://laborkounion.hatenablog.jp/entry/2025/05/24/160805
私が大沢昇の名前を知ったのは、2023年に江東区内で政局になったあとのことだ。秋に郵政総選挙が行われた2005年は、夏の都議選では民主党が勝っていた。そして江東区では2議席を得ていたが、うち1議席が大沢、もう1議席は「江東御三家」の世襲二世にしてのち衆院議員になる柿沢未途だった。つまり当時の江東区の民主党は労組系1人、「ルーツが自民党にある」保守政治家1人の2議席を定数4の江東区選挙区に持っていたことになる。民主系の地盤が弱いのに選挙でなぜか議席を得る特徴はこの頃からあった。北海道出身の高野勇斗現区議がのちに江東区に目をつけた理由の一つかもしれない。今回の都議選でも民民が「ルーツが自民党にある」保守政治家を担いで都ファを激怒させたというが、これもまた民主党の伝統に則っているといえそうだ。
その都ファの白戸太朗が教職員組合の人脈を持っているというのは知らなかった。また、記事の中ほどに出てくるNTT労組系の区議とは無所属の鈴木綾子区議のことで、この人は2024年初めに前記の高野区議が、前年の2023年に発足した会派「江東新時代の会」から独立して立民の独自会派を立ち上げた時に、それに同調せず立民を離党したと記憶する。「江東新時代の会」についてネット検索をかけたら、2023年に酒井菜摘現衆院議員が書いた下記note記事がヒットした。
のちに失職した木村弥生区長と一緒にメンバーが写真に写っているので、この会派は木村区政の与党だったと推測される(というか、それを裏づける文章をしばしば高野区議が書いてもいる)。
それが分裂した理由は明らかだ。なぜなら前記「江東新時代の会」には都ファの区議も加わっていたが、2023年末のやり直しに小池百合子から送り込まれた大久保朋果と酒井菜摘が戦ったため、都ファの立民が同じ会派に属するわけにはいかなくなった。そういうことだろう。そしてその分裂の際に立民会派になびかなかったのが「NTT労組組織内」区議の鈴木綾子だった。鈴木区議は井戸まさえとともに、2023年末の区長選では酒井を応援したが、2024年春の衆院補選では中立を守った。この補選では労組は特に動かず、小池百合子が熱心に推し、民民もそれに乗っかった乙武洋匡は5位に沈んで惨敗した。しかし今年の都議選では、都ファと民民とが正面からぶつかり合う。立民は生活者ネットワークから候補者を引っ張ってきた。高野区議は立民でただ一人の区議になってしまったので出馬するわけにはいかなかったのだろうが、今回のこの熾烈な対立構図では、誠に申し訳ないけれども「出たら必ず勝てる」とはいえないと思う。
なお前記会派には「隠れた旧民主党勢力」という上田令子の「自由を守る会」の三戸安弥(元丸紅)は参加しなかった。「やめ都ファ」の上田がボスである以上、都ファの区議がいる会派には参加できないのは当然だろう。区長選では一部「表自系」の立民右派たちが三戸のシンパとして意見を発信していたようだ。彼らは区長選や衆院補選で共産党や「江東市民連合」の支援を受けた酒井をdisり、そのあげくに例の「駅前は朝の七時」が事実に反する嘘八百のXを垂れ流す暴挙につながったが、その底流には上記のような流れがあったようだ。
なおレバ子氏の記事の末尾に書かれた井上和雄については全然知らなかった。江東区ではなく墨田区の東京14区から2000年と2003年に立候補して、選挙区では敗れたものの比例復活して5年間衆院議員を務めた人らしい。
柿沢未途の逮捕以前から波瀾万丈だった江東区は、現在では高野区議の表現を借りれば「焼け野原」になっている。
私は日本の政治全体も、近いうちに「全国が江東区化」してカオス状態になるのではないかと思っている。