下記記事にコメントをいただいたが。
「一気に」支持層が動いたか、とする認定の当否がまず問われると思います
気が短いのは敵方も同じと見えて、下記のようなXもポストされていますが。
自民 24.3% (0.8↑)
— キヌヨ (@genzeiAI) 2025年6月2日
立憲 8.2% (2.6↑)
維新 2.3% (2.0↓)
国民 6.8% (3.4↓)
自民立憲体制を延命させた国民維新の罪は重たい。再浮上はない。不要。
石破内閣の支持率34.6% 前回調査から1.3ポイント上昇 JNN世論調査 | TBS NEWS DIG (1ページ) https://t.co/uuBlDe5oRH
しかし支持率の一桁%なんて誤差を考えれば議論の対象になりません。
この件に関しては三春充希氏の認識が妥当だと思います。
国民は、やや下落したものの、その支持率は前回参院選の時より大幅に高い水準にあります。https://t.co/molx8blACO
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2025年6月2日
国民は、前回参院選の時と比べると今の支持率は5倍くらいあるので、比例でも選挙区でも大幅に増えると思います。https://t.co/HuJNSEnZDw
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2025年6月2日
ただ、上記下の方のXに反応した下記Xが今のSNSの空気をよく表しています。
これでも? pic.twitter.com/Ilo02NZFKL
— 李小龍 (@BruceLeeJustice) 2025年6月2日
山尾(菅野)志桜里の悪魔化。弊ブログも2012年以降、山尾が「リベラル」界隈から絶大な人気を博していた頃も含めてずっと山尾を批判し続けてきましたが、最近の「山尾悪魔化」の傾向には明らかなアジテーターがいるよなあ、と思います。
その人の名前は既に弊ブログに何度か取り上げました。右系フリージャーナリストの安積明子です。
そしたらレバ子氏が下記Xをポストしました。
個人的に安積明子さんが1番厄介なファンで、これこそ熱狂的なファンによる政治運動の弊害だと思いますが。ジャーナリストはいつから政党人事に口を出せるようになったのでしょうか?ペンは権力より強し。擁立責任者の玉木と山尾はしっかりと2人で説明責任を果たすべきというならまだしも。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年6月2日
実際、Yahoo! JAPANに流れる政局記事を見ていると、筆者が安積明子かと思ったら別人だった、と思うことがしばしばあるくらい、安積の主張のカーボンコピーみたいな記事が目立ちます。安積は今や「山尾下ろし」運動の先頭に立っているように見えます。「ジャーナリストはいつから政党人事に口を出せるようになったのでしょうか?」とは、山尾大嫌い人間を自認する私でさえ思うところです。
そもそも現在の民民人気自体が、少し前まで前記三春氏が「レッドゾーン」と言っていた「自民党の右側」から支持を奪う政党はない、との仮説を覆す現象でした。ちょっとのきっかけで世論が動きやすくなっているとはいえるかもしれません。
下記は同じレバ子氏がリポストした須藤元気のX。
日本は自国通貨建てで国債発行できる国であり、金利も低く、信認はむしろ高いです。
— 須藤元気 (@genki_sudo) 2025年6月2日
いま必要なのは財政再建より経済再建。財布のひも締めすぎて、これ以上国民生活を苦しめては本末転倒です。#国民民主党 #須藤元気 https://t.co/WUCqcoq3rc
これは典型的な日本版MMT論者の口移しというか物真似のXとしか私には思えませんが(須藤と同じような人は市井にも掃いて捨てるほどいます)、実は須藤が東京15区から去ってくれそうなことを私が喜んでいる最大の理由がここにあります。須藤が「減税真理教」をバックにしている点が、当区選出の立民・酒井菜摘とも自民の大空幸星とも大きく違うところで、今の「減税ブーム」が続く限り、須藤は実に厄介な敵だからです。
下記は上記須藤のXを受けたレバ子氏のX。
そしてこの須藤元気さんの声かけは、果たして国民民主党の公式なメッセージであると受け取っていいのでしょうか?国民民主党の公認候補は長谷川羽衣子さんのような主張もするのですね。「確認書」という前代未聞の方法で、ギャング・オブ・フォーを公認したわけですが、その結末はどこにありますか?
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年6月2日
民民はMMT派やそれに近い界隈からの支持も得ています。たとえば、MMT派かどうかは知りませんが飯田泰之は熱心に民民を応援しています。また、純減税を求める阪大名誉教授の菊池誠も民民推しだと認識しています。
須藤のXが民民の公式なメッセージかどうかまではわかりませんが、今の民民を取り巻く空気をよく表していると思います。
このあたりは今後大きな論点になると思います。
ひとこと、言及があまり多くない観点から書くと、現在はたまたま物価高(おそらくインフレ認定して良いと思います)なのでたまたま「再分配派」と「財政規律派」とが同一視される傾向にありますが、本来この両派には重大な対立の論点があるはずなので、それに気づかずに「財政規律派」に引っ張られてしまうと碌でもないことになると思います。
蛇足ですが、立民東京15区の酒井菜摘衆院議員は「再分配派」とも「減税派」とも「財政規律派」とも認定できません。認定の手掛かりになる発信が見当たらないからです。現在は(おそらく陣営として意識的に)中立を保っているのだと私は推測しています。
今日はここまで。
山尾や須藤の公認により民民から旧安倍派支持層が一気に抜けたことは立民支持層・社民支持層にとっては朗報ではないでしょうか。各個人の自由を制限する傾向がある旧安倍派支持層が民主党から去ったことにより、民民は土壇場で労組系政党としての役割を守ったと言えるでしょう。
それはそれとして、民民・立民ともに減税派vs再分配派の問題を抱えています。支持母体は一緒でありながら分裂する政局は今後も起こりうる(表現自由優先vs女性保護優先・護憲第一 vs 左派的改憲論 など)ので、
「民民」と「立民(社民含)」の骨組みは残した上で、この2党間に限り会期毎に容易に移籍できるようにするシステムの確立を提案します(ただし重要政策が1会期中に2つ以上割れた場合は別途考え直す必要があります)。
党費は2党まとめて収集した上で党員数の比に合わせて2党で分配したり、民民と立民間での選挙区調整(立共共闘時でも民民vs共産はあり得る)などができれば、議員も支持者も気を遣わずに「民主党員」として活動しやすいのかな、と思います。